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現代でダンジョン使って成り上がる  作者: 妄想暇人
第1章 現状把握
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幕話 秋川三等陸佐の迷い

新しく登場人物でーす!


ガヤガヤガヤガヤガヤガヤ


「静粛に!!」


「これから長野県防衛会議を始めます」


「まずは秋川三等陸佐、報告からお願いします!」


「はっ!」


スタスタスタスタ


「では、説明させていただきます。


まず、現在長野県は新潟県から魔獣のスタンピードを受けています。


新潟県の上越で起こったスタンピードはサイや、トカゲ、コウモリなどの野生種の魔獣で構成されており、新潟県は防衛ができず陥落しました。


その報告を受けて新潟県は東北地方、北海道と続いて危険区域となり立ち入りが禁止されました。


そして、上越のスタンピードの余波を周辺の県は受けており、各県で防衛線を引くようにと国から命令が来ました。


その結果、長野県は北部を放棄し、ここ安曇野市まで撤退しました。


今は防衛線が機能しており何とか耐えておりますが、あと一月も持ちません!!


なるべく速く政府に救援を要請するよう提案いたします!」


「報告は以上です...」


ハイッ!


「中島議員、どうぞ」


「まず、国にたいしてどういう救援を求めるんですか?」


「秋川三等陸佐、どうぞ」


「まず、自衛隊の追加派遣を要請いたします。


今は8000人ほどしか兵員が居らず、戦線の維持すら困難です。


魔獣は各戦線で数を増しており、昨日の時点で

3万もの数が確認されています。


これからさらに増えると考えると現在の自衛隊の数では、確実に敗北してしまいます。


今は冒険者が居るためなんとか穴は開いていませんが、1ヶ月後には確実に突破されます!


どうか自衛隊にたいして救援の要請、もしくは戦線の後退をおねがいします!!」


ハイッ!


「入山県長、どうぞ」


「まず、秋川三等陸佐の提案に答えます。

自衛隊にたいして救援の要請はもうしました!


しかし、関東での戦線維持で手一杯のため

援軍は送れないと返答がありました!


また各県は徹底して戦線維持に努めよと政府から

の指示を受けており後退も出来ません!


また、政府から

‘人員が足りないようなら民間人を徴兵しても構わない’

と一文がありました!


もう他にとる選択が無いのなら民間人の徴兵を

私はやる覚悟です!」


「そんなことしていいわけがないでしょう!!

みすみす民間人を殺させるわけにはいきません!

そうでしょ!!??」


「しかし、秋川さん他に手はあるのかい?」


「もし現状の戦力で戦争を続けても1ヶ月には

破滅の未来が待ってるんだぞ?」


「なら民間人とともに最後まで戦おうじゃないか、その方が後で後腐れない」


「しかし!」


「秋川さん、これは感情の話では無いんだ!

犠牲を出す覚悟が無いなら一人で逃げるんだな!!」


「これから、具体的な法案を考える。


秋川三等陸佐は即刻退室するように!」


▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪


「くそっ!!!」


「こんな民間人を巻き込む戦争なんて間違ってる!!


せめて民間人だけでも他県に避難させるべきだ!


それを徴兵して戦線に送るだと?


ふざけるなー!!!」


くそっ!くそっ!くそっ!くそっ!くそっ!






「俺はどうしたらいいんだ...」

自衛隊の階級はよくわかっていません!

ご容赦ください!




応援よろしくお願いします!!!

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