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神様達と憑依の器  作者: Y:U)i
7/14

夢見心地

おはようございます。

観覧ありがとうございます。


誤字脱字が多いので以前UPしたやつをちょこちょこ直してますが

内容が大きく変わることはないと思います・・!

(なんだろうとっても温かい..抱き締められてる感じがする...)

(ふふ..くすぐったい ワンちゃんが顔を舐めてるのかな)


(ん? 犬? なんだ、この状況は...あれなんで寝てるんだ)


(あぁああ 儀式は!)


白髪の女性は勢いよく目を開けた。

犬に舐められていると思っていたが、何故かユイナに抱き締められ、顔を優しく舐められていた。


思わず赤面してしまう白髪の女性で合ったが、理性を取り戻し

『ちょ、ちょっと! 何をしてる!』


ユイナの手を振りほどき、立ち上がって顔を改めて見ると目は垂れていて、今にも寝てしまいそうな

表情で此方を見ていた。


『あなた..だいじょう』


全てを言い切る前にユイナは立ち上がり、白髪の女性に抱きついた。

胸に顔をこすり、顔を上げ、目があったかと思うと鼻を一舐めしたが、力が抜け体重が白髪の女性に全てのってしまった。


支えることが出来ず、その場に倒れてしまい

『こらこら、しっかりしろ...って寝ちゃったのか』

寝息を立てながら眠るユイナを優しく撫でていると


『憑依の対価であろう』


ヴァロンが腕を組みながら後ろから話しかけた。


『げ...すっかり忘れてた...でも憑依の対価って..』


『その者が起きてから、一度状況を整理しよう 私も聞きたい事があるのでな』


白髪の女性は立ち上がり

『じゃあ重力魔法で体重を軽くしてっと..』


『理の枷よ この者からその枷を取り除きたまえ』


ユイナの体が青く光りだすと白髪の女性は近づき

軽々と背負いあげた。


『私も憑依の影響で歩くのがやっとだけど...良かった、重力魔法も使えて...』


『うぅ・・こ、こら! 寝ながら み、耳を舐めるな..!』


ユイナを寝室へと運んでいった。


-二時間後-


(そんな..キスなんて...私..)

(ちょっと..いきなり...)


男性に迫られていると思っていたら、目の前には女性の姿が


『えぇ!!なんで!?って びっくりした..夢か..』


周りを見渡すと、無造作に置かれた本と大きな鍋と暖炉、見た事が無い生物が瓶の中に浮いていた。

徐々に寝る前の事を思い出し

『さっきの夢だけど..夢じゃないのか..まさかこんな事に..』


独り言をぼやいていると、扉をノックする音が聞こえた。

思わず、隠れるようにブランケットに潜り込むと足音が徐々に近づいてくるのがわかった。


肩の辺りを軽く叩かれると

『起きたみたいね 気分はどう』


ゆっくりとブランケットから顔を出すと、先ほどまで戦っていた白髪の女性が、水を持ちながら立っていた。


『とても元気だと思います...ただ..今の状況が理解できずで..一体何が起こったのかが』


白髪の女性は、私に水を差し出すと横にあった椅子に座り

『自己紹介が遅くなっちゃったけど、私は【ルネ = ヴァイーユ】よろしくね あなたは』


乾いた口を水で潤し


『私は【クロガネ ユイナ】 よろしくお願いします』


軽く挨拶をすませると、ルネが鞄から細長い綺麗なクリスタルを取り出し

『自己紹介は終ってると思うけど ヴァロンさん』


クリスタルから人影の煙が現れ

『改めて、十二神の一人 ヴァロンだ よろしく』


『さて、とりあえず名前は、皆わかったとだし..ここからが本題だけど..ヴァロンさんとは

ユイナが寝てる間に軽く話したから、同じ説明の所があるかもですが』


『まず最初に...』



最後まで読んでいただきありがとうございます。

不定期ですがよろしくお願いします。

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