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神様達と憑依の器  作者: Y:U)i
14/14

冒険者ギルド

こんばんは

サブタイトルを色々変更しました。

内容の変更はございません!


ブックマークありがとうございます。

ー 大都市ウォルド 冒険者ギルド前 -

『大きい建物ですね。』


街の中央に位置する冒険者ギルド前に私達は着ていた。

他の建物より頭二つ程高さがあり、大そうな鎧を装備している者から

革で出来ているであろう軽装でギルドに入っていく者

様々な人々で通りは盛り上がっていた。


(ほんとにファンタジーの世界だな、これわ...)

感慨に浸っているとフードを被った人とぶつかってしまい


『すみません、よそ見してました  あの..!』

謝罪をするもフードの人は人ごみに消えていってしまった。


『ユイナー!早く早くー! 手続きしちゃうよー!』


何度か後ろを振り向いたが諦め、ルネの元に急いだが途中で座っている

冒険者達がザワついていた。


『おい、あれってルネ = ヴァイーユじゃないのか』

『あんなのが五つ星でオルサ王国の元最上位召還師なのか?』

『声が大きい聞こえるだろ!! しかし今じゃ訳のわからん研究してるって言う変人だ』

『なんでも、港町ティーベンでネズミを何匹も捕まえたり、街を端から端まで識別魔法で歩き回ったり

他にも変な噂が耐えない奴だよ..』

『マジかよ、強い奴ってのはやっぱ、どっかおかしいんだな』


(ルネさんって有名人なんだ..十二神集めの時の行動もバッチリ変な噂になってるけど)


『何かあるなら直接言いに着なさいよね、まったく!』

『まぁいいわ ここが受け付けよ さっきの手はず通りね!』


やはりルネにも声が聞こえていたが、あまり気にならない様子で受付に案内された。


ー 数分前 ルネ自宅 -


『その前に何をすると言うのだ?』


少し間を空けるルネにヴァロンが聞き返し、ルネは首にかけていたペンダントを私とヴァロンに見せた。

ネックレスには五つの星が輝いていた。


『これは冒険者ギルドのペンダントで、ギルドに加入する事によって、依頼で報酬を得たり

各地の情報を収集しやすくなったりメリットが大きいの』

『ちなみに階級があって星一つから五つまであるんだけど、星の数によって受けれる依頼や信用度が変わってきたりするわ』


ルネの説明に対してもう一度ペンダントを見直し

『ルネさんの五つ星ってかなり凄いんじゃ..』


ルネは少し間をおき、ペンダントをしまった。

『まぁ一応王国の最上位召還師まではいったからね』

『私の話は置いといて、ユイナにも今回のギルド加入の際に四つ星以上になってもらう

どこか重要施設に入るときに五つ星と同行している者が

一つ星もしくは、ギルド加入していないと怪しまれるからね』


戸惑いながら自分を指差し

『私が四つ星? そんな簡単になれるものなんですか』


ヴァロンのクリスタルを手に持ちながら

『えぇ、十二神の力を使えば五も楽勝よ』

『ギルド加入の際に適正検査があるの、無星のペンダントを握り締めるだけなんだけど』

『その人の魔力や戦闘力、経験、知識を読み取りそれを星の数に反映させて

階級分けする仕組みなの』


『でも私、魔力とかましてや戦闘力も全然だし、ここの知識も皆無なんですが』


ルネはにやけながら

『勿論!召還した私が一番わかっているわ、そしてその対策もね!!』


私にヴァロンのクリスタルを渡し

『憑依とまではいかないけど、ペンダントにヴァロンさんの力、諸々を流し込むわ』

『そうする事によって、ペンダントにはヴァロンさんの魔力や戦闘力、経験、知識が読み込まれ

四つ星や五つ星も狙えるはずよ』


ヴァロンとクリスタルを見ながら

『ヴァロンさん、私に..いや私達に力を貸してくれますか?』


質問にヴァロンは此方に近づき握手を求めた。

私もそれに答えるように手を伸ばし、ヴァロンの手を握ったかと思うと、その手は煙を掴む様に

空をきった。


『ちゃんと握手が出来ないは残念だが、さっきの話を聞いて無視する訳にもいかんのでな

それと他の十二神もある程度制御しなければ、久しぶりの人間界で浮かれておるからな』

『よろしく頼む』

微笑んだように見えたが直ぐ後ろを向いてしまった。


こうして、【一人目の十二神 犬のヴァロン】が仲間になった。


ルネは嬉しそうに私とヴァロンのやり取りを見届け

『あ、言ってなかったけど、ここが大都市ウォルドだかね! ヴァロンさんが統一した街で

まさかこんなやり取りを見れるなんて・・感激!!』


泣いてる様にも見えたが、次の瞬間には軽く手を叩き


『じゃあ、軽くおさらいすると!』


『冒険者ギルドでヴァロンさんの力を借りて星4以上の冒険者に認定してもらって』

『他の十二神と絶滅主義者の行動などの情報収集といきましょうか』


『クリスタルを持っていると、実体が無くてもヴァロンさんの声が聞こえるはずだがら

ペンダントを渡されたらヴァロンさんも念を送るイメージしてね』


『よし、それじゃあウォルド 冒険者ギルドに行きましょう!』















最後まで読んでいただきありがとうございます。

不定期ですがよろしくお願いします!!

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