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神様達と憑依の器  作者: Y:U)i
13/14

アンデット

こんばんは、不定期ですがよろしくお願いします。

『正真正銘のアンデット....え?』

私の呟きと同時にルネは腕を組み説明を始めた。


『仮説だが、今回の召還で私は十二神のベースとなる動物の一部を魔方陣に組み込み適性者を探し

そして、意思を持たぬ...つまり私に服従する者を呼び寄せるはずだった』

『しかし!! 一冊の書物で術式はめちゃくちゃ恐らく、動物への適正までは

魔方陣が読み込んだかもしれないけど、意思を持たぬ者の術式が反映されると同時に

あの忌々しき書物が術式の中に取り込まれ...書物の内容と術式の内容に矛盾が生じた結果』


『此方に召還される途中で身体の崩壊、再構成が起こったのでは無いかと思う』


ユイナは自分の髪を触りながら、改めて自分の身体を調べた。

昔つけた傷や最近出来た傷も無くなり、なんとなく身体が新しくなったような感覚になっていた。


『確かに私が元居た世界と姿が若干違いますが・・でも納得できません!!』


腕を組みながら顎に手を置き考える素振りを見せていたルネは徐々に視線を天井から

私に向けた。


...その眼は少し輝いていた。


『なんて者を召還してしまったんだ・・・』

ルネは呟き、先ほどまで考えていた素振りは嘘の様に私に飛び込んできた。


『十二神の事で頭いっぱいだったけど...ユイナ!!あなたも凄いじゃない!!』

不思議そうな顔をする私に説明を続けた。


『一応、召還失敗しちゃったけど、よくよく考えたら意思のあるアンデットなんて

存在の矛盾よ!! 私とんでもない人召還しちゃった!!』


『ルネさん落ち着いて!!一旦離れて!!』

顔を寄せるルネを無理やり引き剥がし一定の距離を無理やりとったが

ルネの勢いは衰えず


『この世界ではアンデットに意思を持たせる実験も進んではいたけど、どうしても魂の存在や意思の拒絶反応が起きてしまい結果失敗に終わってるの』

『アンデットに簡単な魔法で操る事は出来るけどそれ以上は不可能だったわ』

『それなのに!!こんな綺麗な顔でしかも意識があって、死んでる!!もう召還師として今日と言う日は

後世に伝えて行くべき日だわ』


自分の戸惑いよりも、それ以上の熱量で迫るルネに押されながら、少しずつだが冷静になっていた。


(はぁ..どうしてこうなっちゃったんだろ...カールフェルトさん説明不足だよぉ)

(でも、自分で選んじゃったし仕方ないのかな..)


私とルネが話している間に突然ヴァロンの顔が割って入った。

少し眉間にシワがよっているようにも見えたが


『で、二人とも これからどうするんだ?』


一括するようなヴァロンに対して先ほどまでふざけていたルネもベットから降り、身だしなみを整え


『私達はこれから十二神を探す旅にでる!』


『けど...その前に』











最後まで読んでいただきありがとうございます。

最後変なところで切れてますが続きは次回で


またよろしくお願いします!

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