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Wolves -舘へようこそ-  作者: スルメねこ。
1/3

プロローグ

「狼男」という言葉をご存知だろうか。

満月を見ると狼の姿に変身してしまうという、1種の妖怪である。

ここにも、1人の狼男が居た。

とはいえ、実はこの男、満月でなくとも変身するのである。

夜になると狼の姿に変身する、という化け物で、やはりその正体を周囲に隠していた。

どうにも、他にも狼男というものはいるようで、人間同士でコミュニケーションを取るように、狼男、もとい狼人間同士で交流があるようなのだ。

ところで、貴方は「月食」はご存知だろう。

太陽、地球、月がその順に1列に並び、地球の影で月が見えなくなる、というものだ。

しかし、この時、月は真っ暗にはならない。

赤い光は波長が長く、地球の引力で曲がって、月に到達するのだ。

故に、月食の際には月はほんのり赤く見える。

この月食、実は数十年に1度、血のように真っ赤になるという。

果たしてそれが本当なのかは知らないが、彼等━━━狼人間達はこの月を「ブラッドムーン」と呼ぶらしい。

ブラッドムーンの夜、狼人間達は普段より様々な力が増すそうな。

あくまでも、これは逸話…いわば都市伝説に過ぎない。

さてはて、次のブラッドムーンは一体いつなのやら。


「………今宵は良い月だ。」


プロローグ-end-

プロローグを読んで頂き、誠にありがとうございます。

短いプロローグでしたが、次回からストーリーが登場する予定です。

軽いネタバレになるかもしれませんが、タグにもある通り人狼が出てくる話です。

そのため、今後残酷な描写が出るだろう、という事で「残酷な描写あり」のタグを付けさせて頂いております。

ご了承下さい。

では、ここまで読んで頂きありがとうございました。

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