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音についてのいくつかの話  作者: 西端統宏
1/6

序.  0. 等ラウドネス曲線(予備知識)

ちょっと変な体験と謎解きのうち、音に関するものを集めてみる。

 序


 私はガチガチの心霊現象否定派ではないが、霊感は皆無。理系学部をなんとか卒業した程度の科学知識ながら、それで説明がつくものに関しては、超常現象である必要はないと考えている。そんな立ち位置から、ちょっと面白いなと感じた体験を書いてゆくつもりだが、この「連載」では音に関するものを集める。


0. 等ラウドネス曲線


 個々の体験例を語る前に、ちょっとした基礎知識をひとつ頭に入れておいてほしい。そんなに難しいものでもなく、既にご存知の方はこの節は飛ばしていただいてかまわない。

 

 ◎人間の耳は人間の声をいちばん良く拾うようにできている。


 節題にした「等ラウドネス曲線」は、検索すると日本語でも図や説明が出てくるのでご参考いただきたい。紹介されている図は、同じ大きさに聞こえる音が周波数ごとに実際にはどれくらいの物理的なエネルギーを持っているかをまとめたもので、曲線が下の方へ来ているところほど、小さなエネルギーでも聞こえやすいと読む。100-4000Hzあたりで急激に低くなっており、つまり人間の耳はこの辺りの周波数に最も敏感であるといってよい。具体的にはピアノの真ん中の「ラ(A)」が440Hzくらいで、その2オクターヴ下が110Hz、3オクターヴ上が3520Hz。人間の声も、周波数としてはだいたいこのあたりに収まる。

 説明は以上。実例に入ろう。




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