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拳道!《ケンドウ!》  作者: 神奈川 道一
地獄の夏休み合宿!
70/210

夏休み前の宿題?

三鶴城海「ってなわけ?どう?河野蓮君?」


提案というより脅しに近いな・・・


河野蓮「俺がその提案を飲むと?」

河野渚「そうですわ!お兄様がそんな・・・」


そんな兄妹の声を遮る。


伊東小夜「飲まなければ・・・中国武術部の部長及び部員が数名謎の失踪を遂げる事になりますが?」


完全に脅しだ・・・


伊東小夜「それに、河野蓮様には悪くないお話とお見受けしますが?」

河野蓮「・・・」

飛田朱雀「れ、蓮さん、まさか・・・」

河野蓮「大丈夫だ、お前らを裏切りはしないさ。」


三鶴城海「ま、今すぐに返事が欲しい訳じゃないし!」

伊東小夜「しかし夏休み前には返事をしないと会長が・・・」

三鶴城海「まぁまぁ!焦らない焦らない」

この人は本当に・・・


三鶴城海「むぅ!なんだよ!伊東小夜補佐長はセッカチなんだよ!」

飛田朱雀「な!補佐長!」

河野蓮「今年から復活した役職か・・・」


補佐長・・・会長の補佐でありながら全生徒会メンバーの補佐であり他の補佐のまとめ役である。


伊東小夜「三鶴城様、勝手に役職をバラさぬよう願います。」

三鶴城海「はいはーい!まったく、胸はデカくて柔らかいのに・・・」

伊東小夜「何か仰いましたか?」

三鶴城海「何でもないでーす!」

ホント、頭でっかちな補佐長様ですな!


三鶴城海「んじゃ!名無し部もいないし、ついでの話も出来たから帰ろっか小夜ー」

伊東小夜「かしこまりました三鶴城様」

軽く会釈をする。

そのまま校舎に消える2人。


飛田朱雀「何だったんだ、あの2人・・・」

特にあの伊東小夜、恐ろしく隙がねぇ・・・


河野蓮「たしか薙刀部の副部長だったかな、あと茶道部にも入っていたような。」

河野渚「あー、なんとなく和風な感じでしたしね!」

黒髪ロングでヤマトナデシコ風でしたし。


河野渚「それよりお兄様・・・さっきの話・・・」

不安な表情をする妹。


河野蓮「さっきも言ったろ、大丈夫だ・・・」


ホッとする2人。


まぁ・・・


夏休みの合宿が終わるまでには答えがでるかな。

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