雨と剣は降る為に・・・
四条鷹「さて、雨も降りそうだし本題に入ろう。」
神谷愛「本題ですか?」
あんまりいい感じがしないな・・・
岡田拳一「生徒会に入れー なんてなら無駄っすよ?」
四条鷹「おや?先に言われてしまったね。」
ま、まじか・・・
神谷愛「わ、私達なんでそんなに目を付けられているんですかね?」
ガクブルしながら岡田拳一に聞く。
岡田拳一「まぁ、いきなり出てきた部が風紀委員会の下について活躍するのが嫌なんじゃないのか?」
四条鷹「そこまでお見通しとはね・・・」
それは嘘だな、目がめちゃくちゃ笑ってるし。
四条鷹「そう言う訳だ、どうだろう、君達2人を生徒会に招待しようと思うんだが。」
岡田拳一「聞き間違えか?名無し部じゃなくて俺と愛だけって聞こえたんだが?」
け、拳一さん!抑えてください!
四条鷹「僕は書記と言う立場でね、無駄や不必要な物が大嫌いなんだ。」
あー コイツ・・・
四条鷹「神谷愛、君の剣道には曲がらずに真っ直ぐな太刀筋が見える、まさに無駄が無い。」
好き勝手に言いやがって。
四条鷹「そして岡田拳一、型に囚われない自由な戦い、はっきり言って真っ直ぐとは言えないが・・・」
俺の嫌いなタイプだ。
四条鷹「戦い方に迷いがない、そう!真っ直ぐだ!」
神谷愛「なんかべた褒めですね・・・」
嫌な気分では無いですけど。
四条鷹「戦いとは闘争と力のぶつかり合い、その中に岡田拳一と言う人間は余りにも真っ直ぐだ!」
岡田拳一「・・・」
押し黙る、いや、考えているのだろう。
岡田拳一と言う人間をここまで認めてる男を。
そして・・・
四条鷹「その結果、2人を生徒会に招待する事にしたんだ、どうだろうか?」
岡田拳一「俺ら以外の名無し部はどうすんだ?」
当然の疑問を投げる岡田拳一。
四条鷹「あぁ、他の奴らはいらないよ、彼等は見込みがないゴミばかりだ・・・」
ヒュン!
四条鷹に面打ちをする。
当たるはずも無い打ち込み、もちろん避けられる。
四条鷹「おや?君からそんなことをするなんて・・・」
こいつ、好き勝手に言いやがって・・・けど。
神谷愛「私の!と、友達の事をゴミなんて言わないでください!」
岡田拳一「まさか、お前から動くなんてな!」
2人して構える。
四条鷹「それは、交渉決裂って事かい?」
少し間合いを取る。
その間合い越しに雨が降り始めた。




