平凡も平凡
谷口昂15歳、中学3年。
国数英理社家庭科美術の成績は5段階中5。
つまりは優秀な成績である。
この学園ではもちろん武力だけでなく知力も必要になる、ただ武力が少しだけこの学園には必要なだけだ。
武術は生まれた時からの才能!
武術に知識は不要!
有名な武術家の謳い文句だ。
知識は武術より下なのか?
武術は生まれた時から決められているのか?
どちらもNO・・・と思いたい。
才能ある天才に邪道で凡才が追いつけるのか、ましてや勝てるのか・・・
その答えは、
谷口昂「危ない!」
ハイキックに抱きつくみたいに庇う。
女の子に、しかも顔目掛けてのハイキック。
躊躇なく、蹴れるものなのか?
神谷愛「っ!君!」
そう言えばまだ名前言ってなかったな・・・
2年生先輩A「こいつ、どんだけ打たれ強いんだよ!」
別に僕は打たれ強くない。
2年生先輩B「殴っても蹴っても立ち上がりやがって!」
先輩達が弱い訳ではないですよ。
2年生先輩C「チッ!そろそろくたばりやがれ!」
また来る、今度は右のストレート、あのスピードに対して力の入れよう、それに角度と踏み込みを見て・・・
先輩の右ストレートは谷口昂の顔にヒットした、っと言うかクリティカルヒット!
神谷愛「えっ、まさかこの人・・・」
再び立ち上がる後輩を見て先輩達4人は。
4人「ふ、不死身・・・」
神谷愛(この中学生、もしかして先輩達の攻撃に合わせて綺麗に捌いてる!)
ちゃんと当たってるようにギリギリのところでいなしてる、飛ばされ方、ダメージもしっかり分散してる。
護身術?それとも合気道みたいな感じでしょうか?
凡才が天才に勝てるのか、僕にはわからない。
けど追いついて脅かし、一泡吹かせる事は出来るはずだ。
ちなみに体育の成績は3・・・これだけは平凡だ。




