お茶会の後に・・・
岡田拳一「かっこわりーな・・・」
回想始まり〜
「二階堂会計長をぶっ倒せばいいんすね!」
〜回想終わり
岡田拳一「だっせ・・・やっぱ俺って・・・」
拳一さん!
自分の名前を呼ばれ振り向く。
神谷愛「やっと追いつきました・・・いつもいつも先に行くから追いかける方も凄く大変なんですよ?」
岡田拳一「誰も頼んじゃいないだろ・・・お前が勝手に・・・」
神谷愛「はい!勝手に追いかけてます。」
ん?
岡田拳一「今の話だよな?」
神谷愛「さぁ?」
うぜぇ・・・
岡田拳一「じゃあ話すけどなんで俺を追いかけてんの?」
違うだろ・・・
神谷愛「拳一さんには助けてもらってばかりですし・・・少しでも拳一さんの手助けをと思いまして!」
岡田拳一「今日も助けてもらってたけどな、俺と百合華に。」
そんな事言いたいんじゃないだろ・・・
神谷愛「あはは・・・私じゃまだ足手まといですね、これでも小学中学と天才剣道美少女って呼ばれていたんですよ!」
岡田拳一「それが今じゃ忍者や一個上の先輩に手も足もでずだろ。」
それ以上は止めろ・・・
岡田拳一「お前・・・」
ダメだ・・・
岡田拳一「剣道の才能無いよ」
また孤独に戻るぞ・・・
岡田拳一「型とか木刀にこだわるのはいいけど、応用も機転も駄目駄目だし。」
自分がイライラしてるのが良く分かっている、頭では「もう止めろ。」「言い過ぎだ」「自分が悪いんだろう」って言い聞かせている。
まだ子供で未熟で自分がやった事に自分で失敗して他人に当たって・・・
岡田拳一「本当お前って。」
本当俺って。
かっこ悪い奴だな。
岡田拳一「かっこ悪い奴だな。」
今日初めて思った事と発した言葉が合ったよ。
神谷愛「あ、その・・・」
オドオドする愛を見て少し頭が冷えた気がした。
俺が一番やっちゃいけない、部長としての人としての失敗だろう。
それを一番やっちゃいけない人に言ってしまったんだ・・・
俺はその場に立っているだけ、それだけしか出来なかった。
出来ることなら部屋に帰って寝たい、んで、今日の事を忘れたい。
神谷愛「ありがとうございます。」
それで朝起きていつも通り・・・え?
神谷愛「拳一さんが私の事そんなに見てくれてなんて・・・それに私が気にしてる事やクセなんかも・・・」
えぇええ・・・
岡田拳一「いや、そうじゃなくて・・・」
神谷愛「私にそんな風に言ってくれる人なんていなかったですし、本当にありがとうございます!」
あれー?俺がおかしいのか?
神谷愛「ですから私ももっと精進して拳一さんみたいに強くなって、それで・・・」
岡田拳一「な、なんだよ。」
神谷愛「いつか拳一さんの隣に行けるように頑張ります!」
・・・
岡田拳一「告白?」
神谷愛「はい・・・えっ!ちが、違います!今のは意思表示と言いますかなんと言うか!」
うわぁ・・・めっちゃ焦ってるよ。
岡田拳一「ふっ、あはは!」
なんだかな〜
岡田拳一「あはは・・・ 悪かったな・・・本当にごめんな。」
神谷愛「えっ?何がごめんなんですか?今の話に謝る要素ありました?」
岡田拳一「さぁ?」
本当にありがとうな、愛。
四条鷹「君達が名無し部の部長と副部長かい?」
岡田拳一「あん?誰だアンタ?」
せっかく機嫌が戻ってきたのに。
四条鷹「これは自己紹介が遅れてすまない。」
わざとらしくお辞儀をする。
四条鷹「僕の名前は四条鷹、薙刀部の部長で生徒会書記長だ」
今日は生徒会に縁がある日だな・・・




