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拳道!《ケンドウ!》  作者: 神奈川 道一
部活対抗武術大会!!〜夏休み
54/210

場外も場外

風谷風太「百合華ちゃん木刀持って突っ込んでいったな。」


唖然とする風谷風太。


猫橋綾音「そ、そうニャーね」


唖然とする猫橋綾音。


谷口昴「あ、風太さん綾音さん!お二人共大丈夫ですか!勝敗は?!」

風谷風太「ワイらは大丈夫や、勝敗はまだ分からん、煙幕で見えへんのや、それより・・・」

昴の後ろを見る。


猫橋綾音「後ろの方が重症ニャー」

怪我、はそこまで重症ではない気がする。

しかし彼女の心は大分傷ついている。


神谷愛「うぅ・・・すみません役立たずで・・・」

泣く事も出来ないぐらいに暗く落ち込んでる。


谷口昴「すみません、僕じゃ慰めても復活してくれなくて・・・」

猫橋綾音「昴にゃんのせいじゃないにゃ!」

風谷風太「せや、ワイらも大差ないんやで。」


みんな俯く。


己の力不足に?


チーム戦なんてはじめてだから?


上級生で生徒会だから?


名無し部なんて一年の集まりで弱小部なんだ・・・


岡田奈々「んな事考えてるんじゃなーい?」


よ、読まれた・・・


岡田奈々「たしかに貴方達は負けたわ、けど名無し部はまだ負けてないでしょ!」


煙幕の中の2人を指差して喝を入れる。


岡田奈々「貴方達が弱いのか相手が強いのかなんてもうわかったでしょ?今は仲間を信じ抜く時よ。」


我に帰る4人。


納得はしていた、しかし簡単には割り切れない。


それは今までやってきた練習や戦い方が否定された気もした。


岡田奈々「納得してない顔ね、神谷愛ちゃん?」

神谷愛「ひぇ?!いや、まぁ・・・ところでどなたですか?」


あー 何時ものクセが・・・

岡田奈々「ごめんねー あたしは・・・」


自己紹介は略・・・


神谷愛「通りで似ているわけです・・・」

谷口昴「雰囲気と言いますか。」

風谷風太「言われてみれば・・・」

猫橋綾音「似ているニャー!」


岡田奈々「コホン・・・さておき、貴方達が強くなりたいならまずはこの先に行く事でしょ?ならあの2人をまずは信じなさい。」


風谷風太「・・・せやな、アイツならなんかやりそうやしな。」

座り込む風谷風太。


猫橋綾音「そうニャ!百合華ちゃんは未知数ニャけど大丈夫ニャ!」

ニャーっと息を吐きながら座る猫橋綾音。


谷口昴「ですね、我らが部長と期待の新人ですし。」

膝からガクンっと崩れるように座り込む谷口昴。


神谷愛「そうですね、落ち込んでる暇なんて無いです、今は信じます。」

煙幕の近くまで歩く、竹刀を置き正座をする神谷愛。


岡田奈々「(いい仲間を持ってるな拳一)」


フッ、っと笑みを浮かべてその場に座る岡田奈々、彼女もこの戦いを見守るのであった。

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