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拳道!《ケンドウ!》  作者: 神奈川 道一
部活対抗武術大会!!〜夏休み
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49/210

生徒会に入会?

二階堂千秋「・・・あの小学生は?」

岡田拳一「御使い!」

煙幕で見えねぇ、声は右からか?


二階堂千秋「左です。」

岡田拳一「うぉあ!クナイじゃねえ!」

なにあれ日本刀?


二階堂千秋「模造刀ですが、痛いですよ。」

岡田拳一「つーかアイツらどこだよ!」


・


・・


・・・


風谷風太「はぁはぁ、なんやねんあの会計長はん!強すぎやろ!」

ヘタリっと座り込む風谷風太。


猫橋綾音「ぜぇーぜぇー、け、結局一発も当たんなかったニャ!!悔しいニャ!!」

仰向けに寝て己の無力を恨む。


風谷風太「それならワイもや、カスリもせぇへん!」

腹立つわ!!何やねん、生徒会ってあんな化け物ばかりかいな!


二階堂千秋「お二方も10分もちましたし十分データは取れました。」

岡田拳一「あとは俺だけ?」

二階堂千秋「中学生と小学生もいますが、今は貴方です。」

煙で死角から日本刀で斬られ、いな叩かれる。


岡田拳一「死角からなんて、こすいっすね!」

木刀で受ける、今までにない重さ、速さ、強さ。


二階堂千秋「貴方・・・苦労してますね。」

あの人に似ている。


岡田拳一「苦労?たしかに今してるよ!」

避けて受けての防御オンリーすか!


二階堂千秋「これだけ強いと戦うの大変でしょう。」

っく、死角からの攻撃なのに反応が速い!


岡田拳一「そうでもないよ!今とか防ぐだけでいっぱいいっぱいだし!」

嘘じゃないしな、この人マジで強いし!


二階堂千秋「いえ、私が言いたいのは今までです。」

少し攻撃の流れを遅くする、足元多目の攻撃を添えて。


岡田拳一「今まで・・・まぁこの学園の生徒は強い奴ばっかりだから苦労は・・・」

二階堂千秋「嘘ですね。」

柔軟な対応に一瞬隙ができる、その一瞬を見逃さない。


岡田拳一「いった!年下相手に囁き戦術っていよいよだな。」

肩に刀がカスる。


岡田拳一「なんだよ嘘って、別に苦労もしてないし今の生活だって不満なんかないし!」

二階堂千秋「嘘です、貴方はもっと戦いたい、強い相手を見たい。」


岡田拳一「いや、んな事は・・・」

二階堂千秋「では何故難易度10の封筒を?別に6でもよかったのでは?」

それは・・・


二階堂千秋「岡田拳一、この学園に来た人なら少なからずあるのではないのですか?」

岡田拳一「なにをです?」

いつの間にか武器を下ろす二人。


二階堂千秋「貴方、学園で最強とうたわれる人達に戦いたいと・・・」

岡田拳一「・・・」


二階堂千秋「生徒会も今はまだ捜索中ですがいずれ見つける次第です。」

岡田拳一「最強・・・ねぇ」


二階堂千秋「いかがですか?」

岡田拳一「いかがって?何がですか?」

二階堂千秋「生徒会に入りませんか?」

次第に煙が晴れていく。


二階堂千秋「貴方達はまだ原石、しかし生徒会に入って磨けば必ず強くなります。」

岡田拳一「強く・・・」

二階堂千秋「そうです、ですから生徒会に・・・」

ヒュ!っと会話を遮る木刀が二階堂千秋の横を通り壁に刺さる。


岡田拳一「すみませんけど、お断りします。」

スタスタと木刀を抜きにいく。


二階堂千秋「そうですか、残念です」

そう言うと三度煙玉を巻く。


二階堂千秋「でしたらもう少しだけ楽しみましょうか!」


煙幕は欠かさないのね、流石忍者。

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