生徒会に入会?
二階堂千秋「・・・あの小学生は?」
岡田拳一「御使い!」
煙幕で見えねぇ、声は右からか?
二階堂千秋「左です。」
岡田拳一「うぉあ!クナイじゃねえ!」
なにあれ日本刀?
二階堂千秋「模造刀ですが、痛いですよ。」
岡田拳一「つーかアイツらどこだよ!」
・
・・
・・・
風谷風太「はぁはぁ、なんやねんあの会計長はん!強すぎやろ!」
ヘタリっと座り込む風谷風太。
猫橋綾音「ぜぇーぜぇー、け、結局一発も当たんなかったニャ!!悔しいニャ!!」
仰向けに寝て己の無力を恨む。
風谷風太「それならワイもや、カスリもせぇへん!」
腹立つわ!!何やねん、生徒会ってあんな化け物ばかりかいな!
二階堂千秋「お二方も10分もちましたし十分データは取れました。」
岡田拳一「あとは俺だけ?」
二階堂千秋「中学生と小学生もいますが、今は貴方です。」
煙で死角から日本刀で斬られ、いな叩かれる。
岡田拳一「死角からなんて、こすいっすね!」
木刀で受ける、今までにない重さ、速さ、強さ。
二階堂千秋「貴方・・・苦労してますね。」
あの人に似ている。
岡田拳一「苦労?たしかに今してるよ!」
避けて受けての防御オンリーすか!
二階堂千秋「これだけ強いと戦うの大変でしょう。」
っく、死角からの攻撃なのに反応が速い!
岡田拳一「そうでもないよ!今とか防ぐだけでいっぱいいっぱいだし!」
嘘じゃないしな、この人マジで強いし!
二階堂千秋「いえ、私が言いたいのは今までです。」
少し攻撃の流れを遅くする、足元多目の攻撃を添えて。
岡田拳一「今まで・・・まぁこの学園の生徒は強い奴ばっかりだから苦労は・・・」
二階堂千秋「嘘ですね。」
柔軟な対応に一瞬隙ができる、その一瞬を見逃さない。
岡田拳一「いった!年下相手に囁き戦術っていよいよだな。」
肩に刀がカスる。
岡田拳一「なんだよ嘘って、別に苦労もしてないし今の生活だって不満なんかないし!」
二階堂千秋「嘘です、貴方はもっと戦いたい、強い相手を見たい。」
岡田拳一「いや、んな事は・・・」
二階堂千秋「では何故難易度10の封筒を?別に6でもよかったのでは?」
それは・・・
二階堂千秋「岡田拳一、この学園に来た人なら少なからずあるのではないのですか?」
岡田拳一「なにをです?」
いつの間にか武器を下ろす二人。
二階堂千秋「貴方、学園で最強とうたわれる人達に戦いたいと・・・」
岡田拳一「・・・」
二階堂千秋「生徒会も今はまだ捜索中ですがいずれ見つける次第です。」
岡田拳一「最強・・・ねぇ」
二階堂千秋「いかがですか?」
岡田拳一「いかがって?何がですか?」
二階堂千秋「生徒会に入りませんか?」
次第に煙が晴れていく。
二階堂千秋「貴方達はまだ原石、しかし生徒会に入って磨けば必ず強くなります。」
岡田拳一「強く・・・」
二階堂千秋「そうです、ですから生徒会に・・・」
ヒュ!っと会話を遮る木刀が二階堂千秋の横を通り壁に刺さる。
岡田拳一「すみませんけど、お断りします。」
スタスタと木刀を抜きにいく。
二階堂千秋「そうですか、残念です」
そう言うと三度煙玉を巻く。
二階堂千秋「でしたらもう少しだけ楽しみましょうか!」
煙幕は欠かさないのね、流石忍者。




