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拳道!《ケンドウ!》  作者: 神奈川 道一
剣道は剣道!
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主人公とヒロイン

神谷愛(7歳)「嫌です、やりたくないです!」


幼き私は、ううん、今も剣道が大好きだ。


神谷剣(かみやつるぎ)(30歳)「愛!ワガママ言うんじゃありません!」


だから、〜〜が嫌いだった・・・


神谷愛(小学一年)「だって・・・私は剣道がやりたいんです!」


神谷剣(父)「今まで愛に剣道を教えてきたのはこの為なんだ」


神谷結衣(かみやゆい)(母)「あなた、愛は剣道が好きなのよ分かってあげて」


神谷剣「ん、しかしだな・・・」


私は・・・私は!



神谷結衣「・・・りりりー」


へ?


ジリリリー!!


は!


私は既に一時間目が始まる時間の中、布団から飛び起きた。


神谷愛「キャアアァ!」


時計を見て絶叫した。


恵ちゃん「うわぁ、ビックリしたぁ」


髪をセットしていた恵ちゃんが ビクッ!っと反応し櫛を落とした。

恵ちゃんは黒髪ロングでお手入れに1〜2時間は掛かるため遅刻は度々ある。


あぁ〜完全に遅刻だぁ〜


恵ちゃん「どぉしたの?今日は日曜日よ?」


私は学級委員長失格だ・・・切腹ですかね・・・


日曜日?


神谷愛「今日・・・日曜日?」


恵ちゃん「はぃ。日曜日ですょ?」


慌ててカレンダーと携帯を見比べる。


はぁぁあぁ〜


神谷愛「よかったぁぁ〜」


恵ちゃん「ふふふ、けどいいのぉ?部活?」


神谷愛「・・・ふゃあぁあ!」


声にならない声がでた!


恵ちゃん「あぁ、神谷ちゃん、落ち着いてぇ〜」


恵ちゃんの櫛を拝借して急いで準備をする。

髪と服を同時に準備をする・・・普段もこれくらい迅速に出来れば。


恵ちゃん「魘されてたけどぉ、嫌な夢見たのかしらぁ?」


服を着終わり髪をセットし終わる時、恵ちゃんからの問い掛けに櫛を置いた。


神谷愛「私・・・魘されてました?何か変な事言ってました!」


グイグイと、恵ちゃんにグイグイと攻めよる。


恵ちゃん「い、ぃや、そんな変な事は言ってなかったわよぉ、ただ・・・」


た、ただ!


恵ちゃん「剣道が好きとか嫌いとか、やりたくないとかぁ、不思議な事言ってたわねぇ。」


あぁ、その夢か。

私には悪夢みたいな物だ・・・


神谷愛「それは・・・」


あまり人には言いたくない。

私がここに居る。

その理由をまだ、知られたくは無い・・・


恵ちゃん「ふふ、いいのよぉ」


えっ?


恵ちゃん「人には、ましてや女の子だもの、秘密の一つ二つはあるわぁ」


め、恵ちゃん・・・


恵ちゃん「だから、話したくなったらでいいから、笑って話せる様になったら私達に話してねぇ?」


もしかして、気を遣わせていたのかな?

昔から私は周りを見ているようでみんなが合わせてくれていた。

私のワガママに、みんなの優しさに甘えたりしていた。


神谷愛「うん、ありがとうございます、必ず皆さんにお話できるように・・・」

恵ちゃん「それより時間」


時刻は10時 あ〜 みんなじゅんびたいそうはじめてるころだなー


未セットの髪を結び、竹刀と頭を抱えて部屋を出た。


扉を閉めた時に恵ちゃんからの視線と笑顔に私の焦りは消えていた。

焦る必要ない。


まだ私の楽しい学生生活は始まったばかりだ!




早乙女苺先生「で?遅刻の理由は?」


正座で一時間・・・慣れてるとはいえ20キロの重りを乗せての正座は最早体罰の何者でもありません!


神谷愛「す、すみません!少し寝坊してしまいまして!」

嘘ではない、決して嘘ではありません!


早乙女苺先生「少し?だったらなんで「昼過ぎ」に道場に来たんだ!!」


せ、先生!重りを10キロ追加しないで!


神谷愛「それには深い事情が!」

早乙女苺先生「口答えしない!罰としてもう一時間正座!その後はこの第1道場から第4道場の掃除!」


修行ですね、最早修行です。


早乙女苺先生「そこで寝ているバカにも起きたら手伝わせろ!わかったな!」


神谷愛「はい、わかりました!」


隣で正座で私の三倍(約100キロの重り)状態にも関わらず寝ている男。


この男のせいで・・・あんな事無ければ三時間も遅刻しなかったのに!


「グーZz・・・」


この状態で寝れるんですか!

呆れる私は後58分ある中、この男との出会いを思い出した。


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