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拳道!《ケンドウ!》  作者: 神奈川 道一
事件も事件!
35/210

猫です猫!

谷口昴「はぁはぁ・・・もう・・・」

素振りと足運びの練習してもう何時間になるんだろう・・・


正義のメイド戦士「かれこれ3時間ニャ。」

谷口昴「うわぁあ!いたんですか!!」

剣道部の皆さんが帰宅して直ぐ道場を閉めて追加練習をする僕、最早日課になりつつある。

そんな日課に現れたメイド戦士もとい・・・


メイド戦士「ごめんニャ、一生懸命だったからついニャ〜谷口昴君」

谷口昴「いらっしゃったなら声かけてください猫橋綾音(ねこはしあやね)さん!」

猫橋綾音「もう、ネコさんか綾音さんでいいニャン〜!」

いやいや、いきなり綾音さん呼びは・・・ネコ呼びもどうかと・・・


谷口昴「じ、じゃあ綾音さん、今回の依頼なんですけど・・・」

初めての下の名前にたじろい、言いかける僕にすかさず綾音さんは。


猫橋綾音「ニャ〜!下の名前嬉しいニャ〜!」

両手をほっぺに当て照れる仕草。


谷口昴「ち、茶化さないでください!」

もう絶対に下の名前で言わない!絶対にだ!


谷口昴「依頼の件です!約束通り、名無し部に入部してくれるんですよね?」

ほっぺに当ててる手を前にし猫のポーズをする猫橋綾音さんは照れる訳でも無く茶化す訳でも無く堂々とした顔で答える。


猫橋綾音「もっちろんニャ!昴ニャンには約束通りメイド部を守ってくれたし!それに、メイド部は正式に風紀委員会公認の部活になったニャし!」

満面の笑みだ、多分この笑顔が本当の顔なんだろうなぁ、なんていうか・・・綺麗だ。


谷口昴「あ、いや、僕は何にもですよ・・・基本拳一さんが・・・」

またしても言いかける僕に猫橋さんは。


猫橋綾音「そうかもしれニャいけど、ちゃーんとメイド部の手伝いや部室の手入れに あんな事件あった後のアフターケアもしてくれて、メイド部部長としては感謝しかないニャ!」

あ〜 部員から聞いたんですかね・・・


谷口昴「すみません、なんか、中学生なのに・・・」

猫橋綾音「うんうん!とんでもニャい、みんな喜んでいたニャ 愛ニャンも拳一ニャンもメイド部に来れば〜 ニャんて言ってたニャ!」

うっ・・・メイド部はチョット。

みたいな顔を察知されたのか「冗談ニャ〜」っと流された。


谷口昴「とにかくこれで顧問と5人に委員会から公認も貰えましたし、名無し部も正式な部活に!」

猫橋綾音「ところで・・・正式な部活にしてどうするニャ?」

・・・


・・・・・


・・・・・・・


沈黙が長い。

そう言えば、なんで正式な部にしたかったんだろ・・・


谷口昴「そ、そう言えば聞いたことないっす」

目を丸くする、いや、猫の目だ

口なんて ω← こんなんだ。


猫橋綾音「あっはっはっは!何それ!とりあえずで!訳も分からずやっとたんだ!あっはっはっは!」

あー、キャラ忘れる程なんですか・・・そうですか。


猫橋綾音「くっくっ・・・あは!あー、まぁ正式な部になるって事は部費もでるし、何より活動を認められたって事でしょ?」

なるほど!けど待てよ・・・


谷口昴「名無し部って、何するんですかね・・・」

再び爆笑。


猫橋綾音「それ私に聞くぅ?あははっは!」

そんな面白いですか?・・・そうですか。


谷口昴「拳一さんの事だから考えてないかも。」

僕の中で拳一さん株が急降下だ。


猫橋綾音「それに夏休み前の部活動の「部活対抗武術大会」じゃない?」

谷口昴「えと?なんですかそれ?」

ハッ!っと口を押さえた。


猫橋綾音「あー中学生はしらないか、夏休み前に武術大会があるんだよ強制じゃないけど、それで一学期の成績とかでるの、まぁテストみたいな感じね。」

笑わない・・・んですね。


谷口昴「って、強制じゃないんですか?テストなのに?」

猫橋綾音「みたいな感じって言ったでしょ、あくまで成績の上乗せみたいなテストよ。」

谷口昴「それって、猫橋綾さんも出るんですか?」

猫橋綾音「えぇ、その為に名無し部に入るものですもの。」

利用する・・・感じではない。

むしろ試したい、そんな目だ。


谷口昴「メイド部じゃ出ないんですか?」

猫橋綾音「武道派いないし、それに今回の依頼ではっきりした、あんた達、まだまだ強くなる!それに・・・」

少し悲しい顔を見せた、今日はいろんな体験してるな僕・・・


谷口昴「と、とにかく!話は大分逸れましたが入部、ありがとうございます!」

ま、まだ顔が暗い。


谷口昴「きっと愛さんや拳一さんだって大喜びですよ!」

猫橋綾「・・・って言って。」

えっ?


猫橋綾音「ニャン!って言って、元気よく・・・」

ニャンですと!ま、まぁそれで明るくなってくれるなら・・・


谷口昴「き、きっと皆んな喜んでくれるに、ニャ

ン!」

猫橋綾音「ちゃんとポーズも、さっき綾音がしたみたいに」

は、ハードルが・・・


猫橋綾音「やなら辞めるニャ・・・」

あー!わーかーりーました!やりますよやります!


谷口昴「皆んな喜んでくれるニャン!」

しっかりとポーズ!もちろん笑顔でだ!

夜の道場で何してるんだ僕は。 カシャ!


谷口昴「えっ?」

猫橋綾音「・・・ニャニャニャ、綾の本心を暴いた罰ニャ、一生待ち受けにしてやるニャン!」

も、戻ってるけど、それ僕が悪いかったんですか!


谷口昴「消してください!消して、消してください!」

携帯電話を取ろうにも全く捕まらない、猫ですか貴女は!


猫橋綾音「ニャンニャン!絶対に消さないニャン!」

道場を元気に走る猫橋綾、しかしまだ部員は4人なのでは?

次はそんな5人目の部員になる人の話・・・


谷口昴「勝手にナレーションつけないでください!と言うか、うわ!本当に待ち受けにしてる!」

猫橋綾音「ニャニャ!綾の事言わないなら人に見せないから大丈夫ニャ〜!」

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