風紀委員会の真実
ピタッ。
冷たいなぁ。
ってか痛ったー!
風谷風太「うはっ!な、なんやどないなってん。」
しばらくは訳がわからんかった。
どんだけ寝てたんや!
んで、腹への激痛と顔の痛さでやっとわかった。
風谷風太「いつっ!せや、ワイ負けたんか・・・」
いや、勝ち負けなんかハナっから無いか・・・
高橋桜「フ、フータ君!起きたんだね!丸一日ずっと寝てたんだよ!」
腹にやる手を次は顔の腫れに持っていった頃に声が一つ・・・いや二つ。
立花春香「ゴルァー!フータ!お前はなに負けてんだ!」
いや、やっぱり声は一つや、あと一つは雑音やで。
風谷風太「あーあー、うるさいわお二人さん。傷に響きます〜」
ホンマ来て欲しく無い時にくんなお二人さんは・・・
高橋桜「だだだ、大丈夫なの?かなりボコボコにされたって!」
大丈夫や大丈夫と手を振る。
立花春香「なーんだ、骨の二、三本はいったかなーと思ったのに!」
コイツはホンマに・・・
風谷風太「まぁこの通りや、ワイの偽物が動いた言われて嗅ぎ回って偽物ボコボコにしたら・・・」
高橋桜「メイド部と名無し部の話が出たんだね?」
ん?まぁそうなんやけど・・・
風谷風太「んでな、案の定 名無し部の岡田やったかな?着ぐるみやからわからんかったが・・・」
立花春香「名無し部にやられたんだねー!まぁ生徒会は岡田拳一が追っ払ったけど、岡田拳一を捕まえる為の風紀委員もやられるなんてね。」
なんや、なんで詳しいんや。
風谷風太「・・・まぁ、そうやな。 手柄立てる為に名無し部を踏み台にしようとしたらこのザマや。」
情けないな・・・ワイは・・・
立花春香「とーう!」
高橋桜「てい!」
2人して腹を!腹を叩くなや!
風谷風太「イタタタ!なにすんじゃおどれら!」
コイツら治ったら絶対ど突く!
高橋桜「知ってるよ、フータ君が風紀委員会の為に頑張ってることも・・・もちろん、その・・・」
立花春香「汚い仕事。裏方とかね。」
私達が知らないと思ったか!
そんなドヤ顔をしていた。
風谷風太「なんやねん、知ってるなら言わんかいな。」
高橋桜「だ、だって!いつもいつもはぐらかして!逃げてばっかだったし!」
せやな、裏方ばっかで、表を見ないで、逃げてばっかりや。
立花春香「今回の件も私が名無し部に頼んで止めてもらったんだよー!」
風谷風太「・・・はぁ!!ちょ!待てや!」
今日2度目のびっくりや!
風谷風太「なんや!どっから名無し部が出てくんねん!」
立花春香「私があんたの思惑如きわからないとでも思ったか!なーはっはっは!」
ダメだコイツ何も聞いてへん。
立花春香「あんたの暴走を止めてもらう為に依頼したんだ。」
風谷風太「んな。暴走って・・・」
側から見たらそんなんに見えてたんか・・・
高橋桜「だから名無し部さんにメールしたんです。」
ほら、携帯のメールを見せる。
風谷風太「なになに、「一年生が入学して来てひと月になりましたが、最近風紀の乱れが大変多いです、また、朝の挨拶運動時の注目度や影響性を鑑みて名無し部の皆様に是非風紀委員のお手伝いをしていただきたく願います・・・」何やこれ」
もしかして風紀の乱れってワイも入ってるんかいな。
立花春香「で、名無し部ってか岡田拳一に依頼したって訳。まぁ唯一の誤算は岡田拳一が強すぎた事だねー」
風谷風太「せやな。けどまてや、偽物もメール送ったんやろ?なんでこっち信じたんや?」
高橋桜「それはね、私達も会いにいったんだ、メール送って直ぐに。」
立花春香「まぁそれだけで信じてくれたかどうかわからなかったけどね。」
風谷風太「なるほど・・・まぁ気になることはいくつかあるねんけど今はえぇ、疲れてて眠いんや。」
立花春香「そうだな、今は寝て傷を癒すといいね。今はね。」
な、なんや気になる事言って2人共出てきおった・・・
風谷風太「怪我、治したくないな〜」
治ったら何されるんや、今の状態がマシなぐらい何されるん・・・
激痛と恐怖でいっぱいいっぱいな風谷風太は再び眠りにつく。




