決着と心残り
風谷風太「はぁ・・・はぁ・・・なんちゅータフさや、体力もバケモンやな」
岡田拳一「はぁはぁ」
つーかコイツ特注着ぐるみ(頭10キロと体15キロ)着てこれかいな・・・
岡田拳一「つっ!なんで槍で関西弁なんだよコイツ!」
風谷風太「関西弁関係ないやろが!」
なんだよコイツ的確に頭とか胸とか急所ばっか突きやがる!
攻防一体・・・いや、どちらかと言えば両方攻めている。
風谷が木槍で突けば岡田が看板で突き返す。
岡田が看板で叩きだすと木槍で払いそのまま突く。
もはや演武だ。
風谷風太「はぁはぁ。(ラチがあかん、こっちはクソ重い着ぐるみまですり替えてたのに!顔さえ観れるようになれば言い逃れできひんのに。」
総重量35キロの着ぐるみを入れ替えといたのが仇になった。
いや、その前に決着がつくと思って居たのだろう。
並みの人間なら35キロの重りを持った状態であんな俊敏に動ける筈がない。
岡田拳一「そーーれ!」
風谷風太「んなぁ!がぁ!」
看板での会心。
奇しくも風谷の木槍で防がれた。
風谷風太「ちっ、木槍折れてしもうた。」
真ん中からポッキリ折れた槍を見る。
岡田拳一「む、こっちも無理か?」
看板にヒビがはいり持ち手から折れた。
風谷風太「なんか、武器!なんでもえぇから!」
辺りを見渡す
岡田拳一「俺にはまだこれがあるぞ!」
風谷風太「ば!くんなやぁ!」
今日一番のクリーンヒット。
風谷風太「ぐふぅ!ゲホガホ」
綺麗にボディー。
岡田拳一「はぁはぁ、アッツ・・・おっも・・・」
着ぐるみってこんな重いのか・・・バイトしてる人すげぇな。
風谷風太「ま、まだぁやぁ・・・まだ終わってない。」
半分になった槍を杖代わりにし立ち上がる。
風谷風太「(胃の中グチャグチャやでホンマ。)」
立ち上がって着ぐるみを着た岡田を睨みつける。
風谷風太「こんなんに・・・こんなんに負けんのか・・・」
イヤやな、自分でケンカ売って悪どい事までしてこれかいな・・・
岡田拳一「ほら立てよ、そっちから始めたんだから」
杖代わりの槍を蹴飛ばし胸ぐらを掴む。
風谷風太「はな、さんかゴラ!」
掴まれた手を振りほどき、もう半分の槍で叩きに行くが避けられ、再び槍を蹴られる。
それから殴り続ける岡田。
風谷風太「あかん、意識が飛びそうや・・・」
どんな事をしても、風紀委員会を、デカくして、強くして、あの2人を風紀委員のみんなを・・・
そのまま意識を失う風谷風太であった。




