嘘と真実
猫の着ぐるみ「ぬ!」
着ぐるみ目掛けて木槍が突かれる。
風谷風太「なんや避けるので精一杯やな!」
素槍で頭・胴体・足と狙うがほぼ避けられてしまう。
風谷風太「(マジでなんやねんこいつ・・・)」
メイドA「猫さんヤバそうだワン・・・」
神谷愛「あ、先輩達!今ですね拳いっ!猫男爵が!」
神谷愛に続き遅れて来たメイド達。
メイドB「あれってもしかして、やっぱり風紀委員・・・?」
〜30分前〜
岡田拳一はメール主、風谷風太と落ち合い最後の打ち合わせをする為新棟裏に来ていた。
岡田拳一「あんたが依頼主か。」
偽風谷風太「はい、風谷風太です、よろしくお願いします。」
偽物の風谷風太と打ち合わせ(相手が生徒会とは知らせず)をした後騒ぎを止めるという依頼を受けた。
そう、なにをしてもいいから止めろと。
後は風紀委員が騒ぎを起こした奴等を風紀委員室に連行するという流れだったが。
岡田拳一と別れ他の人に報告をする偽風谷風太。
偽風谷風太「はい、これで生徒会も風紀委員もメイド部と名無し部を潰し合うでしょう・・・。」
???「うん、それならどう転んでも都合がいいね!」
何やら物騒な会話。
???「うん、何処の派閥に入らない目障りなメイド部と新設した名無し部、どっちもいらないし生徒会達と共倒れすればなお美味しいんだけどね。」
偽風谷風太「はい、とりあえず俺は一足お先にメイド部を潰しに・・・」
たまたま居合わせたメイド部の1人が聞いてしまうまでは・・・
一年生メイド「ふ、風紀委員もメイド部を潰しに!」
それを聞いた一年生メイドが他の部員に話してしまい半端混乱状態になってしまった。
メイドA「そんな、何時もは何時優しいのに・・・」
メイドB「本来守ってくれる生徒会や風紀委員が・・・」
神谷愛「ひどい・・・これは先生に報告する事案です!」
谷口昴「ですね、此処まで来ると最早生徒同士では解決しないですし、大人達に手助けして貰わないと・・・」
休憩中の2人も話し合いに参加し生徒だけでは難しいと判断、これは部活動の範疇を超えてしまっている。
数人の一年生メイドが泣き噦る。
まだ入って間も無い部活が潰れてしまう・・・
私のせいかなぁ・・・
まだ、まだメイド辞めたくなぃ・・・
谷口昴「み、みなさん大丈夫ですよ!」
神谷愛「そうです、きっと先生達が・・・」
ガタン!
一斉に音がする方を見る。
神谷愛「な、なんですか、あれ?」
ドアに紙切れ一枚。
岡田拳一「メイド部ハワタシガマモル By 猫男爵」
な、な、な、
谷口昴「なーい!演劇部から借りた猫の着ぐるみ!」
第一声は昴だった。
メイド部員「め、メイド男爵!!救世主キター!!」
次にメイド部員が歓声を上げ。
神谷愛「・・・」
最後は言葉にならない人一名
あの字・・・
思い出す・・・
私達を助けた、ような時に書き置きしてましたね彼・・・
神谷愛「ふふっ。」
谷口昴「えっ、何がツボだったんですか!」
神谷愛「ふっふふっ、 いえ、何となく彼の事が分かった気がして、そしたら可笑しくて。」
口を抑え笑いを誤魔化す。
谷口昴「と、とりあえずあの着ぐるみを盗んだ奴を捕まえに行きましょう!」
神谷愛「そうですね、変な事起こすうちに行きましょう。」
少し笑みが残ってる神谷愛と谷口昴の後ろをメイド部員達が 「??」状態であった。




