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拳道!《ケンドウ!》  作者: 神奈川 道一
事件も事件!
25/210

春と桜と風

風谷風太「ここか・・・」



〜第6校舎保健室〜



立花春香「ふぅ〜ん、それで不意打ち食らってぶっ倒れてたんだ!あはは、なっさけな〜い!」

我らがリーダー、もとい風紀委員長、3年生 立花春香(たちばなはるか)



保健室で寝ている副委員長 もとい 2年生 高橋桜(たかはしさくら)に罵声を浴びせる。



高橋桜「だ、だってだって後ろからイキナリだよ?イキナリ!」

女子2人で主に委員長さんが話しとるな、ホンマ華のない会話やで、花の名前やのに・・・


風谷風太「なんや大丈夫そうやな桜はん」

ベッド前のカーテンを開けて2人を見る


立花春香「こらーフータ!乙女の寝床に入るなんて男としていかんぞー」

風谷風太「フータ言うなや、せやかて心配したんやでホンマ。」


はいはいっと後ろを向く


高橋桜「あ、いいよ別にフータ君 それよりも・・・私の敵討ちするとか・・・」

せやから、フータはやめーや。


風谷風太「・・・いや、ワイはやらんで、そんな事」

ま、自分でやりたいのは山々やけどな。


立花春香「うーん?本当かーフータ?なんか隠してないだろうな?」

高橋桜「えぇ!まさかフータ君!け、け、け、喧嘩とか?!ダメだよ喧嘩なんて!」

風谷風太「えぇい!フータフータうるっさいねん!!」

ホンマ調子狂うなこの先輩らは。


風谷風太「せやからなんもせんって。」

立花春香「ならいいんだ、間違っても生徒会には手を出すなよ。」

わーっとるわそんなこと。


風谷風太「とりあえず桜はんは休んどいてください。んで、春香はんはまだ風紀委員の仕事ぎょーさん残ってはるから行くでー」

立花春香「いーやーだー、もっと桜と一緒にいるー!」

風谷風太「なにワガママ言ってんねん!いくで!」


ズルズルと引きずられる委員長を見て笑う桜。


風谷風太「ほら、自分で歩きーや! (なんや、桜はん元気やん)」

高橋桜「いってらっしゃい、けどフータ君男の子ならちゃんとエスコートしなきゃダメだよ?」


言い終わる前に保健室を出る2人。


高橋桜「ふふふ、いっちゃった・・・」


保健室で不意打ちされた肩の傷を見る桜は「お嫁に行けないなぁー」 と肩を触る。



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