祭りだ祭り!
第4部活棟、今年から新たに開棟した。
部活棟と言っても委員会も入居している為度々場所が足りなくなる。
また入学者や部活も年々増えており生徒会も頭を悩ませている為新棟を作るに至った。
開棟時はまさにお祭り騒ぎになり出店や休校など最早風物詩となっている。
その為イベント時は風紀委員が準備前打ち合わせ・見回り・出店の管理・清掃委員との片付けと仕事尽くしである。
それにより単位や試験の免除になる場合があるが上記の様に忙しく文字通り頭と体を使う大変な委員会である。
神谷愛「で、私達はその出店の手伝いと見回りですか!」
愛はメイド服で出店の手伝いをしながら文句を垂れている。
谷口昴「頼られてるんですかね?これ?」
昴は猫の着ぐるみを着てメイドカフェの看板を掲げる。
岡田拳一「なんか凄い格好だなお前ら・・・」
学校指定の制服を着ている俺。
神谷愛「って、なんで拳一君だけ制服なんですか!」
おぉ、メイドになってもツッコンでくれるんだ。
岡田拳一「まぁ俺は俺で別の事あるしね〜」
携帯のメールを開きながら「ほれほれ」っと見せびらかす。
谷口昴「もしかしてあの後もメールを?」
岡田拳一「もちろん、流石に怪しいからな、探りがてらメールやりとりした、んで この後メールの主と会う!」
えぇ・・・なんでそんな大事な事を・・・
神谷愛「また勝手に決めて、いいですか!今度からは副部長の私に一声掛けてから決めて下さい!」
岡田拳一「へーい。」
なんて力の無い返事をする岡田さん。
あれだけ入らないと豪語していた愛さんでしたが、何故か食堂の一件?以来少しだけ拳一さんに協力する様になってきた。
谷口昴「(副部長って気に入ってるのな・・・?)」
岡田拳一「んじゃ、店は任せたぜ、なんかあったら2人連絡を取り合って俺に電話かメールな!」
神谷愛「了解しました。」
谷口昴「はい、拳一さんも気おつけて下さいね、最近風紀委員と生徒会がより一層仲が悪いって聞いてますし。」
大丈夫大丈夫!と手を振り風紀委員がある第3部活棟へ戻る。
神谷愛「本当に大丈夫でしょうか・・・また何かやらかしたり・・・」
縁起でも無いですかね?
谷口昴「大・・・丈夫だと、思いたいですね・・・」
共に疑いながらの返事である。
それもそのはず、最近朝の挨拶運動にてやたらと名無し部のプリントを配ったり、事ある事のケンカの仲裁なんかで少しづつ目立ち始めた頃に風紀委員からの仕事だ、生徒に先生の目に付くのは当然であった。
そんな部長を心配の眼差しで接客をする副部長であった。




