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拳道!《ケンドウ!》  作者: 神奈川 道一
事件も事件!
21/210

風紀の風

ピロリーン♪


もう返事きたん!


ピッ、ピッ。


あ、アッサリとOKしてもうた。

あかん、コイツなんも考えてないな・・・



コンコン!



「ん?誰や?」


風紀委員A「失礼します風谷風太(かぜたにふうた)さん」

風谷風太「その名前で呼ぶなや!ワイの事は(ふう)って呼びや!」

むかっしから風谷風太って名前が気に食わんのや!なんや風太って!風谷に風太って!



風紀委員A「す、スミマセン!風さん!」

風谷風太「で、なんや?まーた生徒のケンカか?それともあの件か?」

風紀委員A「はい、あの件です、また生徒会が・・・」

風谷風太「あぁ、言わんでええ言わんでええ。」

またか・・・最近ようチョッカイ出して来るな。


風谷風太「んで、今回の被害は?備品か?」

風紀委員A「いえ、それが・・・」


吃る風紀委員に苛立つ風谷は次第にペンをトントンと机を叩く。


風紀委員A「今回は風紀委員の、風紀委員副会長が・・・」

風谷風太「なんやて!副会長さんがか!」


あかん、そらあかんで生徒会さん。

ガタンっ!と 立ち上がり委員に掴みかかる。


風紀委員A「は、はい!幸い怪我は大した事ないんですが何ぶん不意打ちで。今保健室で治療を受けてます。」

風谷風太「そうか・・・」


ホッと委員を掴みから解放する。

しかしあの副会長さんがが、生徒会にしてはちょいと過激やあらへんか・・・


風谷風太「せや、少し早くあいつらを使ってみるか・・・」


早速とメールを送る風谷風太。


風紀委員A「どうします風さん?やっぱ生徒会に確認しに行きますか?」

風谷風太「いや、それには適任がおるからかまへん、それより保健室に行こか、副会長さんに話聞きたいねん」


風紀委員A「そうですね、私も御一緒します、風 会長補佐!」

風谷風太「その会長補佐ってのもいらんねん!気軽に風さんでえぇ!」


1年1組 風谷風太、またの名を風。

今年の特待生で唯一会長補佐についたエリート中のエリートである。


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