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拳道!《ケンドウ!》  作者: 神奈川 道一
部活だ部活!
17/210

メイドニャ!メイド!

跳び上段蹴り、空手技の一つで試合なんかではまず見る事のない技。


飛田朱雀「(それをこのメイド、試合では見ないが実戦で使うなんて)」

谷口昴「す、凄い 実戦で初めて有効なの見た。」


感動に打ちひしがれるのを横目に飛田朱雀はガード上から蹴られた左腕を少し庇う。


飛田朱雀「酷いじゃないですか、いきなり跳び蹴りなんて、怪我したら大変ですよ?」

谷口昴「貴方がいいますか・・・」


呆れて物が言えないとはこの事なのか。


「君がその子をイジメてたのは見てたニャ!おっとなしく正義の名の下に捕まるニャ!」

谷口昴「メイド服着た正義って何ですか?」


もう何が何だかわからない。優等生な太極拳使いとメイド服着た空手家・・・


谷口昴「もうわけわかんないです・・・」

「私が君を助けてその男を倒す!それだけニャ!深い事は考えないニャ!」


飛田朱雀「その語尾・・・何とかならない」

「ならないニャ!このメイド服と言う鎧を身にまとい!軽快なトークと語尾!これこそ正義のメイド戦士!ニャ!」


飛田朱雀「め、メイド戦士・・・?」

こんなふざけた奴に一撃食らったのか・・・。


谷口昴「全然語尾のくだり関係ない」

こんなおかしな人に助けられたんですか・・・。



飛田朱雀「とりあえず、邪魔だから!」

再び掩手捶を右手から放つ。


正義のメイド戦士「ニャ?!中段ニャ!」

構える間も無く飛田朱雀が僕に食らわせた中段突きをメイド戦士の腹部めがけて・・・


正義のメイド戦士「ニャン!」

普通に受け流した。

構える事なく、一瞬で構えてからの外受け。

左手に外受けをし空いた右手で真っ直ぐに。


正義のメイド戦士「ニャスニャスニャス・・・ニャスト!!」

中段突き返し、腰と腕で受け流しカウンター気味で放った中段突き。


飛田朱雀「ぐふぅ!」

まずい、体が流れたから綺麗に腹に入っちまった!

飛田朱雀「やっぱ空手家か、綺麗に外受けから中段突きを・・・」


正義のメイド戦士「ニャニャ?確実に入ったのに・・・やっぱり男の子はタフだニャ〜」

谷口昴「感心してる場合じゃないんですか?」


正義のメイド戦士「ニャ!もう立って大丈夫ニャか?やっぱタフだニャ〜」

うん、なんかその喋り方慣れてきました!


ザワザワ・・・ザワザワ・・・


飛田朱雀「っち、ギャラリーが増えてきたな・・・暇人どもめが。」


気づいたら数十人の観客が増えていた、完全に見世物状態だ・・・


正義のメイド戦士「ニャニャ!絶好の目立ちポイントニャ!みんなー正義のメイド戦士をヨロシクニャー!!」

何です、その猫見たいなニャンニャンポーズは!?


ザワつくギャラリーに苛立ち始める飛田朱雀、舌打ちをしギャラリーに混じって姿を消す。


岡田拳一に神谷愛を潰せると思ったがまったく関係ない中学生にメイド服着た奴らの相手なんてして目立ったら今後動きにくくなる、今は引くかと道場からゆっくりと消える。


谷口昴「あ、あの人いつの間に・・・あの人の事、岡田さん達に伝えない・・・と」

事の事情を伝えるため自分も食堂に向かおうとするが、あぁぁ、安心したら意識が・・・


正義のメイド戦士「ニャニャ?君!大丈夫ニャ?!」


フラーっと倒れる僕を寸前で支えてくれたメイド戦士さん、暗くてよく見えなかったけど・・・その猫の手見たいな手袋で戦ってたんですね。


やっぱりこの学園、変な人が多すぎです、、

僕高等部に入れるのか、今日起きた事件と共に意識が遠のいた。


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