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拳道!《ケンドウ!》  作者: 神奈川 道一
むかしむかし、七瀬龍牙と言う男がおりまして。
109/210

戦いの意味

二階堂千秋「竜!ここです、この廃墟です。」

一夜竜「イテテ・・・あんまり急かさないで・・・」


既にボロボロな竜。


二階堂千秋「なら病院に行けばいいのでは?」

一夜竜「奈々さんが行ったのに行かないわけないだろ・・・」


そう言い廃墟の地下に入るのであった。



・・


・・・


岡田奈々「っつ!何だよコイツ!」


左肩を抑える奈々。


医者「興味深い、No.333の攻撃を受けきるとは・・・」

No.333「この人、頑丈・・・」


四条鷹「はぁぁ!」



No.333「ん?なに?」


左手で受け止める。


No.333「避けるまでもない。」

四条鷹「な!」


軽く手で払う。


岡田奈々「てりゃぁぁ!」


払い手の逆からハイキックをかます。


No.333「見えてる。」


右手で防ぐ。


岡田奈々「百夏!」

四条鷹「百夏、使え!」


倒れていた百夏はいつのまに立ち上がり鷹の薙刀を拾いそのまま走りながら薙刀を頭から振るう。


二階堂百夏「もらいました!」


ガキーン・・・


鈍い音だ。


No.333「・・・」

岡田奈々「コイツ、バケモンかよ・・・」


少女に振り下ろされた薙刀を受け止めた方法は歯であった。


医者「くっくっく・・・はーっはっはっは!完璧だ!完璧な戦闘兵器だ!」


歯で百夏を持ち上げてその場で振り回し奈々と鷹までも吹き飛ばす。


ガッシャーン!!


四条鷹「・・・」

二階堂百夏「・・・」


気絶する2人。


岡田奈々「っ、ふた、りとも・・・」

No.333「やっぱり頑丈・・・」


奈々を見つめる。


名もない実験台は思う。


私は誰だ。


思い出せない。


いや、きっと私は何者でもない。


そんな感情すらなくなってしまった・・・


医者「いや、お前は最初からそんな余計な物を排除している。」


あぁ・・・そうか。


私は何者でもないんじゃない・・・


ナニモナインダ・・・


コイツらみたいな感情も仲間も無い。


けどコイツらに無い様な強さがある。


No.333「コロス・・・」


戦いじゃないと価値が無いなら、何も無い私が表現できるなら。


No.333「私は戦う・・・」

岡田奈々「くっ・・・」

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