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拳道!《ケンドウ!》  作者: 神奈川 道一
むかしむかし、七瀬龍牙と言う男がおりまして。
106/210

廃墟の病院

四条鷹「はぁはぁ・・・この辺りの筈だが・・・」

二階堂百夏「はい、GPS探知器にも車はここだと・・・」


周りを見渡すがそれらしき車はない。


あるのは病院の廃墟だ。


廃墟に根城が?


ますます怪しい。


四条鷹「百夏、この廃墟は元は何だったんだ。」

二階堂百夏「ここは・・・病院です、拳一君達が入院している病院の旧病院でした。」


古くなって建て替えたはいいが撤去できず放置という事か・・・


四条鷹「旧病院で怪しい研究か・・・」

二階堂百夏「例のリミッターですか?」


可能性はあるな・・・


二階堂百夏「あっ!鷹さん!あの車!」

四条鷹「しっ、隠れろ。」


車が廃墟の中に、いや、地下に入っていた。


二階堂百夏「あんな所に地下行きの道が・・・」

四条鷹「百夏、今すぐ人を呼びに行ってくれ。」


二階堂百夏「えっ、鷹さんは?」

四条鷹「僕はあれを追う。」


二階堂百夏「ダメです!行くなら私もいきます!」

四条鷹「全く君たち姉妹は・・・」


わかった、と一言いい2人は地下の道に進む。



・・


・・・


二階堂百夏「ここは・・・」


凄い・・・本当に廃墟の地下なの?


四条鷹「驚いた・・・あっちの病院より凄いんじゃないか・・・」


辺りには数々の試験管、その中には人間。


見たことないパソコンや機械。


ガラスの中にいる数人は殴り合いをしている。


中には女性もいる。


二階堂百夏「これって、なにかの実験でしょうか・・・」

四条鷹「だろうな、それよりも2人は・・・」


医者「君たちの探し者はこいつらかね?」


振り向く2人。


その先にはなにやらステージの様な場所に医者が立っていた。


四条鷹「これまた似つかわしくない場所があるもんだ。」

二階堂百夏「ですねー、って鷹さん!」


医者の後ろを見るとベッドに縛られた2人がいた。


岡田拳一「・・・」

七瀬龍牙「・・・」


医者「2人共グッスリ寝ているよ、まぁ、そのうち二度と目覚めないかもしれないがな!」


二階堂百夏「なっ!2人を離しなさい!」

医者「はっ、ガキ風情が、私の研究をじゃまするなぁ!」


その横から3メートルの巨人と1メートルもない小人が出てきた。


巨人「うぉおお!」

小人「きっひっひっひ・・・」


四条鷹「どうやら戦わないといけない様だが・・・」

二階堂百夏「その様ですね。」


対峙する2人をまるで実験の様に見る医者であった。

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