さらわれた2人
岡田拳一「・・・」
俺は、今・・・
どこにいるんだ・・・
いや、俺は何を、思い出せない・・・
確か・・・誰かと戦ってた?
いや稽古か。
思い出せない。
今目が覚めてるのか寝てるのかもわからない。
死ぬってこんな感じなのかな・・・
奈々姉さんは心配してるかな。
起きたらまたドヤされるかな。
後はえっと・・・
あれだあの人・・・
あれ、誰だっけ・・・
・
・・
・・・
〜病院から離れた空き地〜
岡田拳一「・・・」
医者「まだ寝てるな。」
助手「はい、薬が効いてるので当分は起きません、しかし本当でしょうか?」
医者「ん?あぁ、君が思う通りだ、彼は、岡田拳一は七瀬龍牙に確かに勝った。」
助手「七瀬龍牙はリミッターを外して岡田拳一と戦ったんですよね。」
医者「そうだ、我々が求めていた脳の神秘、体を100パーセント使い常人ではありえない動きをする。」
助手「だがそれだと体がもたない、もしくは脳や精神的に何らかの障害が生じると・・・」
医者「だから我々は研究が必要だったのだ、しかしこれは・・・」
七瀬龍牙を見る。
医者「最早コレは研究対象外だ。」
我々のコマにするしかないだろう・・・
岡田奈々「だぁあぁぁあ!」
その声と共に助手が吹き飛んだ。
助手「ぎやぁぁ!」
医者「っち、もう嗅ぎつけたか、おい!アレを出せ!」
助手なんぞ代わりはいくらでもいる!
車の中からありえない筋肉のつき方の男が出る。
医者「こいつは肉ダルマ、ご存知リミッターを外して戻れなくなった男だ。」
肉ダルマ「うおぉお!!」
岡田奈々「こ、こいつ。」
最早年齢もわからないぐらい膨れ上がった筋肉。
足や腕には数々の注射の後。
四条鷹「酷いな・・・」
二階堂千秋「これが医者の、人間のやる事ですか!」
岡田奈々「お前達!下がっていろ!」
肉ダルマ「うぅ・・・うがぁ!」
一瞬、奈々が振り向いた瞬間にすごいスピードで拳が飛んでくる。
一夜竜「危ない奈々さん!」
拳ギリギリで奈々をタックルで吹き飛ばす。
岡田奈々「!!・・・すまない竜。」
一夜竜「いやいや、これぐらいは・・・っつ!」
カスってこのダメージかよ!、
医者「くっくっく、肉ダルマ、後は任せた、おい!車を出せ!」
一夜竜「逃すかよ!鷹!百夏!」
四条鷹「あぁ、ここは頼むぞ。」
二階堂百夏「必ず助けます!」
2人は医者と拳一達を乗せた車を追うのであった。




