着実に強く。
岡田拳一「龍牙さん!今日も勝負だ!」
七瀬龍牙「あん?この前行ったように隣町の中学校で一番強いやつシメたら勝負してやるって言っただろ?」
1年後、あたし達は武王学園に入学した、武王学園の近場の家だった為やはり下宿状態であった。
その頃から千秋達も下宿し始めた、思えば施設経営とかも興味あったから今もやってるんだろう。
岡田拳一「もちろん!番長をシメたぜ!」
七瀬龍牙「マジか・・・」
拳一は龍牙に負けてから稽古をつけてもらっていた。
龍牙だけでなく下宿している奴らからも稽古を良くしていたのを覚えている。
その為、まぁその辺の中学生に負けることはなかったが、下宿している後輩には最初は負け越していた。
二階堂千秋「っく・・・また腕を上げましたね。」
岡田拳一「はぁはぁ、うし!次!」
岡田奈々「次!じゃない!今日は終わりにしろ、明日も学校だろ!」
一夜竜「うわぁ奈々さん!びっくりした!」
岡田奈々「お前らもあんまり拳一に変な技教えるな!下宿人なら就寝時間守れ!」
はーい、っと返事をする。
家の屋根上に拳一は寝ていた。
岡田拳一「俺、強くなってんのかな・・・」
夜空を見上げ、ふと思う。
龍牙さんに負けてから強くなったのか?
少しでも追いついたのか?
もしかしたら、もしかしたらもう俺の方が強い!
七瀬龍牙「いやいや、それは無いなー」
岡田拳一「心読むな!」
七瀬龍牙「今日、千秋に勝ち越してたな、この前は鷹にも勝ち越してたし。」
岡田拳一「竜さんにはまだ勝ち越してないけどな。」
はっはっはーっと笑う。
岡田拳一「なぁ、俺強くなってんのかな?」
七瀬龍牙「・・・、拳一は強くなるってなんだと思う?」
唐突な質問だった、考えてない訳ではない。
ただその答えであってるか分からないから誰にも言えなかっただけであって、俺は・・・
岡田拳一「やっぱアンタ達みたいにケンカとか負けない事だと思う・・・」
七瀬龍牙「おぉう!わーってんじゃねぇか、そうだよ、負けない事だよ、ケンカだけじゃなくなんでもだ、負けない事、パワーも技も気持ちも。」
んー?つまりはケンカに負けないって事かな?
七瀬龍牙「はっはっは、まぁまだわからないよな。」
岡田拳一「いや!わかってるわ!」
岡田奈々「こーるぁぁあ!お前らいい加減に寝ろ!!」
2人は直ぐに部屋に戻り眠りについた。
・
・・
・・・
風谷風太「なんや、いい兄弟みたいやん。」
谷口昴「ですね、それがどうして・・・」
岡田拳一「俺が、俺が殺した・・・らしんだ。」
殺した・・・って、えぇぇ!!
つまりはもう七瀬龍牙さんはもう・・・
岡田拳一「まぁ、そう言う事だ。」
遠い目をしながら会話を続けるのであった。




