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カルド=ルーファス・イースリッド…それが私の祖父の名前です。彼はコノハナ国現国王アルフォンス=ジー・ライザーと言う国王の命で降伏宣言をして来たアキレスと言う隣国の王を城に迎え入れる為に向かった所、その一向がみな、行方不明になってしまいました。私の祖父が若い頃は、コノハナ国内随一の馬と槍の名手として国王の近衛兵隊隊長を務め右腕と呼ばれコノハナ国の英雄とも言われる程の人物でした。でした?いや、それは誤解釈を生みますね…行方不明になるその時まで隊長職を辞めたとはいえ現役で活躍していたのですから。

そんな祖父を持つ私としては今回、祖父の言葉を守り脱!令嬢暮らしというわけです!え?どういう事か説明しろ?…まぁ〜そうですよね、祖父の息子、そして私の父にあたるジェスト=ルーファス・イースリッドは体が病弱でお城で兵士として働けないのです。なので、勉学を頑張り父が戦うなら自分は後方支援で薬や回復魔法などを研究して役に立とうというのが父の夢でした。

それを心配した祖父は、私に「わしが死んだら平凡に安全に暮らすんだ…」と…今までは祖父が、後ろ盾になり様々な目に見えないものから守られており、そんな祖父がいなくなった後どうなるかは目に見えているのです。

ですので、私はこうしていち早く一平民として平々凡々と平和にゆっくりと年老いて余生を過ごそうと思います。

……前置きが長くなりました、もちろん行方不明の祖父も心配ですしお父様の事もあります。

なので、私は雑貨屋の利点を活かし情報収集をして安定した収入を得なくては、と思っている次第です。

あ、申し遅れました。私はリース。英雄の孫娘にして新米ですが雑貨屋『ウィステリア』の店主、それでもって今作の主人公をやらせて頂きます!よろしくお願いします!

そんな私ですが、実は最近少し困った事が起きているのです。

祖父のいなくなった事により父から教わった趣味である薬作りの材料が足りてないのです。

これには本当に困りました…かと言って自分で城外まで取りに行こうとすると魔物が外をうろついていて取りにいけないんです。時々来る冒険者や商人の方に交渉して貰ってもその物価は釣り合わない高い条件ばかり…これ、完全に足元見られてますよね?

と、いうのも相まっていち早く一人前の店主として認められるように頑張っていこうと思います!

え?独り言が多い?さっさとストーリー始めろ?

…いやいや、何事にも前置きと言うものが…

(それでは、『英雄の孫娘が薬剤師で、もし雑貨屋を営む事になったら?』を、お送りさせて頂きます。)

って!ちょ、まだセリフの続きなんですけど?!

(いいからさっさと始めやがれ)

…なんなの?この扱い、私はこの作品の主人公にしてヒロインでもあるのよ?!って、ちょ!あ…まだ!まだ切らないで!最後に一言だけ!

(…5秒以内にどうぞ)

「読者の皆様、こんな主人公と筆者ですがどうぞよろしくお願いいたします!」

(おい、噛めよ…)

えぇ?!今のそんな流れでした?

リース・筆者「「それでは〜始まります!」」

お読みいただき有難うございます。

少しでも楽しそうだな、楽しかったなどと言って頂けるように努力して行きたいと思います!

誤字脱字など見られるかと思いますのでその時は是非ご指摘してくださると嬉しいですm(__)m

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