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詩全集3

✬星図✬

作者: 那須茄子

ひとつ分の椅子に

二人で隣に座る

少しだけ足りない距離感を

僕の不器用な地図に描く


君の笑顔がまだ記号で描かれている

何度描き直してもそこに辿り着けない

だって君は

僕が持っていない羅針盤を持っていたから

右回りのごくありふれた星の

ごくありふれた

ありふれたくない僕と君

シグナルはとっくに向こう側で

瞬いてる

いや跨がっているが相応しい


ねえ君は僕の何を知っている?

ねぇ僕は君の何を信じている?と思う?


知らないことと信じることが

同じ場所に居て僕を困らせる

その光が僕の羅針盤を狂わせる

僕は君と巡り合う場所に辿り着きたい

指でなぞれば載っていない所だって

星になってしまう

新しい星座が浮かび上がるんだ


いつか僕もあの星になることを願う

書き足して繋いで結んだ

コンパスに従って進む


ひとつ分の椅子に

二人で隣に座る

少しだけ足りない距離感を

僕の不器用な地図に描く


君の笑顔がまだ記号で描かれている

何度描き直してもそこに辿り着けない

だって君は

僕が持っていない羅針盤を持っていたから

右回りのごくありふれた星の

ごくありふれた

ありふれたくない僕と君

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― 新着の感想 ―
ちょぃとお勉強が得意っぽい童貞男子臭さを感じましたw  かわえくてよき♪www  (´∀`*)
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