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第7回

キョージュ

「――それでは今日も小説家談義を始めていこう」


ジョシュ

「第七回ですね」


キョージュ

「前回は、ポパイポパイポ星人によって世界が滅亡しかけたところを、

間一髪でタイムマシンに乗り込んで

ポパイポパイポ星人がやってくる前の時代に戻ることに成功したところだったな」


ジョシュ

「そんなSF要素のある話じゃなかったですよね!? 

あとまた出ましたね、ポパイポパイポ!!」


キョージュ

「前回は、作者が結局応募作を完成させられずに、

新型コロナの影響による巣ごもり生活に突入したところだったな」


ジョシュ

「アニメ見たりゲームしたりしてたんですよね?」


キョージュ

「ああ……だがそれが逆によかったみたいだぞ」


ジョシュ

「どういうことですか?」


キョージュ

「作者はこれまでに『見ようと思っていたけど見れなかったアニメ』とか、

『ずっとプレイしたかったけど手つかずにいたゲーム』とか……

そういった心残りを解消するチャンスが『今でしょ!』と思い立ったらしい」


ジョシュ

「『今でしょ!』は今じゃないですね……」


キョージュ

「ともかく心残りだったアニメやゲームを消化することで、

確かな達成感を積み重ねた作者は、

『じゃあ心残りだった応募作も完成させたくね?』と再び執筆意欲に火がつく」


ジョシュ

「おお! ついに!!」


キョージュ

「その時点で巣ごもり生活は、すでに終わりを迎えていたが、

『心残りを解消したい!!』という欲求が作者を突き動かした……

が、それでも一筋縄ではいかなったようだ」


ジョシュ

「別に文章力が上がったとかそういうわけではないですもんね」


キョージュ

「だが試行錯誤の末、どうにか10万文字を越える応募作を書き上げると、

そのまま勢いで新人賞へ応募!! 

無事に心残りを解消したわけだな」


ジョシュ

「いやーよかったですね。めでたしめでたしです」


キョージュ

「まあその応募作は二次選考で落選となってしまって、

作者は精神的なショックに沈むことになるわけだが……

まあ文章量的にこれは明日だな」


ジョシュ

「嘘でしょ!? 3日もかけてまだ終わらないんですが、この話!!」


キョージュ

「それはそうと、明日からいよいよこの小説家談義が、

小説家になろうに投稿されるな」


ジョシュ

「ああ、そういえば7日分のストックが溜まったら

投稿予定って言ってましたもんね」


キョージュ

「読者的には、もう投稿されてんだろなに言ってんだ? 

と思うかもしれないが、これを書いているのは6月1日のことだ」


ジョシュ

「タイムラグがあるということですね」


キョージュ

「――つまり、今の我々は一週間前の世界から、

一週間後にタイムスリップをしているものだから、

ポパイポパイポ星人との戦いもあながち嘘ではないということに――」


ジョシュ

「――はならないです、キョージュ」


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