知りたくない答え
開いてくださりありがとうございます。
是非楽しんでいってください。
_________「ただいま....グローデルさん。」
俺はそうグローデルさんに返す。
そして俺は、グローデルさんに何かの違和感を感じこんな質問をする。
「グローデルさん、なんだか少し老けました?」
「え?そ、そうですね....少し老けたでしょうか....。」
少しストレートすぎただろうか。グローデルさんは言葉を詰まらせながら答えた。
「______まぁそれもそうでしょう。なにせ、アキ様が眠られてから五年もたっているのですから。」
_____俺は目を見開いてグローデルさんを見つめる。
______「な.....に...?...五年だと?いや、おかしい...五年もたっているなら、どうして何も食べずになにも運動もせずにただ寝ていただけの俺が今いきて生きているんですか...?」
するとグローデルさんは少し口角をもちあげて話す。
「アキ様がなぜ生きているのか....。それも、永眠の呪いの効果でしょう。アキ様の呪いは、『永眠』です。その名のとうりただ相手を永遠に眠らせることを目的とした呪いなので、死に至るようにはなっていないのです。」
その説明を聞き、俺はなるほどと思い納得する。
「なるほど....それで俺は普通に身長も伸びているし、筋肉も衰えていないのか....。」
俺はこれまで色々してくれたであろうグローデルさんに感謝の言葉を言おうとすると....
_________「....ッ!!....!そ、そういえば....!」
俺はある大事なことを思い出し、突然ステータス表を見る。
_______「.....!!...一体どういうことだ....?」
グローデルさんは不思議そうな顔でこちらを見ている。
「あの...アキ様?...どうかなさいましたか?」
_______「お、俺が...五年前の切れ目のときに使った《オリジナルスキル》の地なる悪魔との契約が.....またロックされている....」
「な、なんですって....?」
グローデルさんは驚いた顔で俺のステータス表を覗き込む。
____________「.....本当に...ロックされておりますね....。」
グローデルさんの言うとうり、一度解除されたはずの俺の《オリジナルスキル》がまたロックされてしまっていた。
「.....くっそ!!...どうして...!」
その様子をみていたグローデルは、俯いてしまう。
(アキ様....おかしい....。普通、自分をそんな状態まで落としいれた《オリジナルスキル》をまた使いたいと思うものでしょうか....?...一体、どうしてそこまで...)
グローデルそう思う。だが、本当は答えがわかってるのかもしれない....。だけど、その答えにたどり着いてしまうのが.....とても怖い。それと同時に、グローデルはもう一つ恐れていることもある....。
「俺は...あのオリジナルスキルで戦わなきゃいけない.....。あのスキルで...奴らを...!!」
俺はそう声に出して、怒りをあらわにしてしまう。
「.......。」
グローデルは知ってしまった答えに視線を下に向け、うつむいている。
「グローデルさん。俺は今から食事やら着替えやらの準備を済ませてから、どうすればいい?多分、俺を育ててくれたオリミナおばさんも死んでしまってる。」
そうなんのちょうちょもせず、平然とそんなことを口にする。
するとグローデルは下に向けていた視線をアキに向け、少し笑顔でこう言う。
「はい。私がいつ切れ目が来てもいいようにと、もともとこちらに空き家を用意させておきました。どうぞそちらまでご案内いたしますので、そこで今日はゆっくりしてくださいませ。」
「....そうか。ありがとう。グローデルさん。」
そう俺は感謝の言葉を述べ、またしたくにとりかかる。
「......。」
__________(アキ様は....変わってしまった。.....少し大人に近づいたとか....そういう意味ではない....。アキ様は....人として....._____________
_____残酷になってしまった......。)
グローデルは、ひそかに涙を流す。
....恐れていたもう一つの事........残酷だと思ってしまった理由でもあること.......それはさっき思ったこともあるが、それよりも........
_______ユキとマナについてなにも触れなかったことにたいして、グローデルは涙を流す。
読んでいただき、ありがとうございました。
楽しんでいただけたでしょうか?
変わってしまったアキ。
それを知ったグローデルは、このさきのアキの進む道の答えを.....知りたくはなかった。
まだまだ続きますので、次回もお楽しみに。




