目覚め
開いてくださりありがとうございます。(*゜▽゜*)
是非楽しんでいってください。
________________あれから私とユキは、ずっと二人であの空き家に住んでいた。
毎日、毎日、まるで昔二人で遊んでいた時のように、
私たちは過ごした。
私たちがいた町の【敵】たちは、中央都市レイゼリック帝国の騎士たちにより、なんとか撤退させることができたようだ。
私たちの町の衛兵隊たちは、私たちが逃げたあと戦ったらしいが、あっけなく全員殺されてしまったらしい。
それほどまでに今回の【敵】たちは強かった。
「ねぇマナ、アキは帰ってくるかな?」
「きっと帰ってくるわよ。」
ユキのこの質問は、毎日の口癖だった。
(きっと私にそう言ってもらえることで、心の猶予を保っているんだろう。もし私がいなかったら、この子は....)
そう考えると、私はユキのそばから離れられない。いいや、私もユキと一緒にいることで心の何処かで安心しているのかもしれない。
________________そして夜。
私たちは大きな二つあるうちの一つのベッドに、二人で向き合って寝転がっていた。
________「ねぇマナ....アキは...帰ってくるんだよね...?」
「.....えぇ、大丈夫よきっと...帰ってくる。」
私は悲しげな表情でそう言う。
「アキ...まだなの?...はやく、はやく帰ってきてよ...」
ユキがそう言うのも、うなずける。なにせ、
________________________あれからもう1年が経っているのだから。
「もう、...一年だよ...はやくアキに会いたいよ...。」
「そんなの...私もよ...」
二人で抱き合って、私たちは眠る。
________________そして、あれから四年という月日が流れる。
私たちは16歳になり、とっくに身体も心も大人へ近づいていた。
「ねぇ、ユキ!ユキってば!」
布団を無理やり剥がす私。
「あ、あんた....」
ユキの薄いパジャマから、豊かに育った大きな胸や、セクシーな太ももなどが、大きくさらけでている。
「ちょっとなんて格好して寝てるのよ...」
困った顔でそういう私。
「そんな格好してるとこアキに見られたら、襲われちゃうかもよ〜。」
いたずらっぽい顔をしながら言う私。
「ん〜むにゃむにゃ、アッキーにならむしろ襲われたいよ...」
眠そうな顔をしながらとんでもないことを言い放つユキ。
「はぁ〜、あんたって子は...」
「マナはアッキーに襲われるのは嫌?」
そんな質問をしてくるユキ。
「え、えぇ!?わ、私は...まぁ襲われたくないことはないけど...って!!そ、そんなの襲われたくないに決まってるじゃない!!」
あぁ〜今とても顔赤いだろうなぁ。
「もぉ〜そんな大きな胸を揺らしながら言わないでよ〜。羨ましいな〜もぉ。」
私の胸を見ながらニヤニヤした顔をしながらそういうユキ。
「あんたにも立派なのがあるでしょ〜が....」
そういうツッコミを入れながらユキから離れる私。
「まぁ、なんでもいいけどさっさと準備しなさいよ。《オリジナルスキル》の練習をするんだから。」
「わかってるよ〜。ふぁ〜。」
そんなやる気のない返事をするユキ。
.............
.......
...
その頃グローデルさんは、アキの介護にあたっていた。今は切れ目が起きた時の重傷者で病院がいっぱいになっていて関係者も立ち入り禁止になっており、マナとユキは院内には入れなかった。回復の《オリジナルスキル》をもつグローデルさんは、アキのいる病院で雇ってもらっているらしい。
______「.....アキ様...」
___「マナ様とユキ様が会いたがっておりますよ。」
そう優しい声でアキに喋りかける。
「............」
当然返事は返ってこない。
______「.....アキ様、はやくお目覚めになってくださいませ。」
グローデルは願うようにそう言い、その場を立ち去ろうとする。
________________「......ッ..........」
「??....アキ...様...?」
グローデルはまさかと思い、アキに近づく。
「......アキ様...まさか目覚められたのですか?」
驚いた目でアキをじっと見つめる。
________________「ッッ......あ.....」
そう今にも出てこなくなりそうな声を出しながら目を見開く。
(あれ.....俺は....なにをしてたんだっけ....)
あまり思い出せない。
(あぁ....そういえばミラとユキとマナは....どうしたんだ?そもそもなぜ俺はこんなところで寝込んでるんだ.....はやく...動かなきゃ....)
そう思い、体を動かそうとすると、
________________(バチーーンッッ!!)
まるで脳内で何かがはじけたみたいだ....
俺は全てを思いだす。奴らが来たこと、ダークヒューマンにミラが殺されてしまったこと、俺が《オリジナルスキル》を使い死にかけになったこと.....
「ああ゛あ゛ぁッ!グアァ゛ーーー!!」
俺は突然の頭痛に襲われる。
「あぁ....あぁ...ミラ...ミラァ゛!!グワァ゛ーーー!!」
思い出すだけで吐き気もしてくる。
_______________「aキ様....ァキ様....アキ様!!」
「....ハァッッ!!」
俺は金縛りから解放されたように冷静を取り戻す。
「あな....たは...グローデル....さん...?」
________「はい、そうでございます。それよりも...アキ様、よくお戻りになられました....おかえりなさいませ...。」
グローデルさんは、目に涙を溜めていた。
読んでくださりありがとうございました。(*゜▽゜*)
楽しんでいただけたでしょうか?
まだ続いきますので、是非お楽しみに。




