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デーモンズコントラクター  作者: 住田 勇吹輝
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IFストーリー ~クリスティアとの決戦~

開いてくださりありがとうございます。

今回の物語はIFストーリーとなります。

ですが、本編に少し関連するところがありますので、ぜひ読んでみてください。



.............................

..............

....





歩き出そうとするミラに、俺は手を伸ばしひきとめる。


____「ダメだ、ミラ...やっぱりお前は行くな....お前は行くな!!」

そう言ったとたんミラは俺の手をのけ払い、後ろへ押し倒した。


「きゃあっっ!!」


それを見ていたマナとユキが、驚いて声を上げる。


____「.....いい加減にしろよアキ!!ダークヒューマンはもうすぐそこまできてるんだ!___________.危なくなったら...すぐに戻るから....さ。」

うるうるとした目でそう言ってくるミラ。


だが俺は、やはりめげることができない。

「ミラ...俺たちは、今までこの四人で乗り越えてきた....

俺たち四人が力を合わせれば、きっとこの現状だって乗り越えられるさ!!」


「ッッ!....まったく、君ってやつは....。」

そう笑顔で言うミラ。


俺はミラを説得することができ、ホッとする。


「ユキ、マナ、お前ら二人も手伝ってくれるか?これは俺のわがままだ...だから、無理はしなくても...いい...。」

俺は硬い表情でそういう。


______「何言ってるのよアキ。私たちはいつでも四人で乗り超えてきたって言ったのは誰かしら?」


「そうだよアッキー!私たちも当然協力するに決まってるじゃん!!」

そう言うマナとユキ。


「お前ら....」

俺はうれしさのあまり、マナとユキを無言でじっと見つめてしまう。


「ちょ、ちょっとアッキー....そんなじっと見つめられると、恥ずかしくてアッキーのアッキーを見たくなっちゃうよ.....////」

そう顔を赤らめながら言うユキ。


「お、おっと...わりぃ...」

そう謝まっておく。


俺の俺を見たくなるというのはおかしいが、たとえ無意識でも見つめすぎてしまったのは事実だしな。


「じゃ、じゃあやるぞ、ミラ、マナ、ユキ!!」

気を取り直して威勢よくそういう。


「よし、やろうか!!」

そう続けてくれるミラ。



______「四人....か....ふん、面白い、貴公たちには私の聖なる四大武器の一つ、〈エリザルト・ペイン〉を見せてやる。」

悪役じみた声とは言いづらい、意外にも涼しい声をしていた。

しかし、俺たちはこいつが言う四大武器やらエリザルト・ペインやらなにを言っているのかさっぱりわからなかった。


そう言いながらユキと同じような白い髪をなびかせ、黒と紫色の二色でつくられた剣を手のひらから引っ張り出す。


(一体どういう原理で出してやがる.....)

そう思う俺。


見た目は正直悪い奴には見えない。

だか、今出して地面に突き刺している〈エリザルト・ペイン〉や黒と赤の単色でできた鎧や光の無い黄色の目でこちらに立ち塞がっている姿が俺たちの敵であることを物語っている。


「みんな、いくぞ!」

そう俺が叫ぶとみんな一斉に《オリジナルスキル》を使おうとする。


「なんのスキルであろうと、すべて切り裂く....!」

そう言ってエリザルト・ペインを構える。


「まずは私が足止めする!」

そう言ったユキは冷徹なる氷結コールドフローズンを放つ。


「なるほど....氷の《スキル》か、だが、その程度の氷結で私を足止めなどできるはずがない。」

そう言い構えていたエリザルト・ペインを地面に下ろし、斜め右に切り上げる。


「今度はこちらからいくぞ。」

そう言いまたも地面にエリザルト・ペインをおろす。


___________「それはできないよ!」

ユキが自身満々の顔でそういうと、わずかに地面に張られていた氷がダークヒューマンの足元まできている。


「固まれ!!」

そう叫び張られていた氷がわずかにダークヒューマンの足に触れた瞬間、驚異的な反応速度で足をそらす。


だが、

「あなたはこの氷からは逃れられない!!」

そう言ったマナがいつのまにかダークヒューマンの目の前にきて、支配するドミナシオン・アイを使う。


「ッッ!!これはッ!」

そう言うが、動きをサブスキルの電撃も混ぜたマナのスキルにより、二秒封じられる。


すかさずユキは氷でダークヒューマンを固める。


____________「......」


「よし、これで終わらせる!!」

そう言ったミラが白炎ホワイトブレスと疾風のエアリアルストームを混ぜ合わせ、高速で白い炎の渦がダークヒューマンに向かって放つ。


だが、

______________________(パキッ!バリーン!!)

「甘い!!」

そう言いながらダークヒューマンが身体に黒炎ブラックブレスを纏い、氷から脱出すると即ミラの白炎ホワイトブレスをエリザルト・ペインで切り裂く。 


「な、なんだと....」

驚くミラ。


すると、わずかなすきも作らないダークヒューマンが、

「くらうがいい。我がエリザルト・ペインのこの刃を!」

そういい、剣を縦に振りかざそうとするダークヒューマン。







______________________「甘いのは...どっちだ!!」

俺は突然物陰から出てきて、ダークヒューマンの横腹に最大限の自己強化バーサークで打ち込む。


「ッ!」

だが、ダークヒューマンは吹っ飛ぶことなくその場で耐える。


「....貴公のスキルは物体強化か...羨ましい限りだな....」

小さな声でそういうダークヒューマン。


(羨ましい...だと?)




_______________俺は何故こんなスキルを羨ましがるのか、聞きたくてたまらなかった。





______「グハァッッ!」


俺はそんな悠長なことを考えていると、逆にダークヒューマンに横腹に一発入れられ、吹っ飛んでしまう。





________________「ふん....なかなかに良い動きをするな。

いいだろう。貴公たちには私の名を教えてやる。私の名は、

クリスティア・リーザ・デルタ。これが貴公たちが最後に覚える名だ。」

そう言うと、クリスティアは続けてしゃべる。


「もう、遊びは終わりだ....一瞬で消し去ってやる。」



そうつぶやいたダークヒューマンは目にも止まらぬ速さでエリザルト・ペインを横に振りかざし、一回転する。


「な、こんな速さよけられるわk.....」






______(ブシャーーーーー!!)






アキ、マナ、ユキの三人は一瞬で首を切られる。

   



_____「ほう....お前だけはこの三人とはちがうようだな....」


こちらに振り返りそう呟くクリスティア。


僕は、辛うじてよけられた。それでも微かに切られてはいる。


「あぁ...よくも、よくも僕の親友をぉ゛ーーーーーー!!」

そう叫ぶミラ。





______「???このにおい...お前まさか....龍の血をひいているのか?」

クリスティアは突然そんなことを聞く。




「っっ!!なぜお前が、そんなことがわかる??」

(っっ!!やっぱりか....さっき勘付いたが、おそらくこいつも龍の血をひいてる...)

内心でそう思う僕。


そう、実はミラは龍族の生き残りである。

龍族とは、数百年前に滅んだとされていた種族だ。

(最初に見た時から怪しいと思っていた...龍の血をひいている奴の臭いは独特だから、いるとは思っていたが、まさか本当に目の前に現れるとは....)


そしてクリスティアが質問に答える。

「貴公から独特な臭いがしたからな。しかし残念だ...こちら側に貴公がいる限り、同種族であろうとも、私はお前を打たなければならない。」


(ッッ!どうする、どうする...)


「同種族である貴公には、本当の龍の力というものを教えて殺してやる。」

そう言ったクリスティアは、自分の左腕を黒い鱗が付いていて、爪も鋭く伸ばされた手に変化させ、ミラの方へ突っ込んでゆく。


「ッ!くそぉーー!」

ミラもそう叫びながら自分の右腕を龍の腕に変え、クリスティアと拳同士をぶつける。



(ドワァァァ゛ーーーー!)


ものすごい波動がでて、周りの建物などが軽々とぶっ飛ぶ。



____________________「ふん、その程度か!!」


クリスティアはそう言い、ぶつけていた拳を前に押し出す。



「グワァぁッッ!」

ミラはそう叫び、後ろに倒れ込む。





_______「なかなかにいい戦いぶりだった。貴公が大きくなった姿を思い描くと、少々もったいない気もするが、仕方がないであろう。.........」





________________________「....終わりだ。」





(グサッッ!)


ミラの身体にエリザルト・ペインが刺さる。





________________________「..........」







クリスティアは数秒見つめた後、剣を自分の影に吸わせ、他の誰かはもう殺すことなく切れ目へ去ってゆく......


















読んでいただきありがとうございました。

今回のIFストーリーでは向こうの世界の【敵】である、クリスティアを中心的にださせていただきました。

今回ので、クリスティアについてだいぶ知れたのではないでしょうか?

それでもまだ謎は多いままです....

それではまた次回お会いしましょ~。

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