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ネガティブな俺、異世界転生して食通になる  作者: ちかず
第1章 サラディーナ国
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平和な?朝食。

有難いPVにビックリしています。

この話を読んで下さる皆様に感謝を。

平和な朝にバンザイ!

久しぶりに朝ごはんとか。

おー、幸せ〜。


なんて、贅沢な考え事していた時もありました。

このテーブル。三人分の朝食だよね。

。。

無理!こんなにちょっぴりとか、一人分も無いし。

ヘルベルトの顔は超怖いし。

これじゃ食べれない。

俺がモジモジしてるとまた、怒鳴る。


「異邦人のクセに遠慮するな!

娘は昨夜、奇跡的に熱が下がり山場は越えた。

俺はこれでも誇り高いアリステ人だ。

礼は欠かさない。食え。」


食べにくいー。

ヘルベルト、異邦人嫌いだね。名乗ったのに、名前絶対呼ばないし。


食べれないし、睨まれるし、する事ないから部屋の中を見回した。うーん、発展途上国みたい。

あっ、今言い方を間違ったな。この間のテストもここで間違えて赤点の危機が訪れたんだった。

台所の方を見た時、青い甕に野菜っぽいものが大量にある。あれ食べればいいじゃん。


「あれは、食べれない!見るな!」

俺って。。。また顔に出てたか。

いつもこれで苦労するなぁ。


【ピーン。お知らせです。

サカナンの実。

毒有り。毒はアムナとナセメの油で炒めると無くなる。調理時間は、10分。】


出たー。タイミング無視のコンピュータ!

当然俺の口からは、同じセリフ。


俺のセリフを、聞いたヘルベルトが猛然と動き出す。

あまりの勢いにビビって後ずさったのは、内緒にしてくれ。

ヘルベルトは、台所で勢いよく料理をしている。

あっという間に出来たみたいだ。

大皿に山盛りの料理を持って来てドスンとテーブルに置いた。


「出来た。食え!」


目の前からいい匂いがする。夢中で食べ始める。

遠慮は無用だ!

なにせ、昨日から1日1食。

現代日本人には、キツイ。

だから勢いよく食べてた俺が、向かいのアーナが泣いていた事に気付くはずもない。

ヘルベルトも優しく肩を抱いてリア充の雰囲気出してたけど、もちろんそれもスルー。

こういうところをよく、山田に注意されたな。


しばらくして、ヘルベルト達も食べ始めて、

「美味しい。」震える声でアーナが言ったのが聞こえてようやく顔を挙げて気づいた。

ヘルベルトを見ると、もの凄い真剣な眼差しで俺を見ていた。


そしてヘルベルトが今の現状を話す。


む、難しい話は、ちょっと苦手。

短めにお願いします!

次回、少しシリアス。

でも、圭は相変わらず、です。

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