ピンチ、辞めたい。
お読み下さりありがとうございます。
いい事のない主人公ですが、まだまだこれからも謎のチートと頑張ります。
主人公共々よろしくお願いします。
鳴り続ける俺の腹に、流石のレイスさんも気の毒に思ったらしく食事の時間がやっときた。
俺の腹。。。たまには良い働きを。
やっぱり見慣れないものばかりだが、ショッキングピンクのお肉らしきものが気になる。フォークっぽいものでグサリとさして食べた。
うっまぁー!!!
何これ、人生で一番の美味しさ!
【ピーン。お知らせです。
ケーベルの焼肉で部位はロース。
最高級のものです。
産地は、クルルド産でも北西部のものを使用。】
えっ。別に今は知りたい訳じゃないのに、なんでまた、コンピュータのやつ。
あっ、また口が勝手に動く。ヤバイよ。
「最高級のケーベルのロース肉、産地はクルルド北西部。」
周りの空気がまた、凍ったよ。
そりゃそうだ。誰も聞いてないし。
俺だって、そんなやつイラッとするしな。
コンピュータ悪さするなよ。
「驚きました。毒以外もお判りになる。
そこを主張することの意味も知りたいところですな。」
ヤバい、笑ってない笑顔。
【ピーン。お知らせです。レベルアップ。
ステイタス
体力:90(90)
魔力:12500(12500)
ラッキー:11(5)
称号:毒耐性(最強)
デフ耐性(最強)☆
食材当て(神レベル)
ラッキースルー(中)
(幸運を掴みながらも、結局ついていない)
チート:言語能力(中)
☆は、痩せていてスキルに消滅の危機。】
何?謎いっぱい。体力、魔力は増えたけど、ラッキーが減った。えー、レベルアップしてスキルって減るの?あり得ない。
それに毒耐性だけ増加して、要らないラッキースルーって言うのがついてきたし。
やめろー。
頭はもうプチパニック。
けど、このスキルは勝手に口から出ないみたい。
あー、良かった。
まぁ、普通、人には秘密が常識だもんな。
う!何か場の空気が凍ってる。
ヤバイ。ヤバイよ。
レイスさん、何か話をしていたみたい。。。
俺、まさかの無視?
冷たい目線が突き刺さる。
「ほう、無視ですか?よろしい。
これから先は、貴方自身で頑張るように。
食事が終わったら城下にご案内しなさい。」
そう言い放つと、レイスさんは部屋を出て行った。
めちゃめちゃお怒りです。
もう、コンピュータ〜。
これってまさかの追放だよね?
右も左もわからない人間だよ、どうすればいいんだ。
はっ。もしかして、これがラッキースルースキルなのか。
嫌過ぎる!
その後、テーブルのご飯をひたすら掻き込んだ。
今度いつ食べれるかわからないから。
味がしない。。。
でも、流石にコンピュータに邪魔されず何とか食事は終わった。
ご馳走さま。
あー、今度いつたべれるかなぁ。
もちろんその後。。。
レイスさんは、有言実行!の人でした。
塚の沢山ある街にポイっと俺は捨てられた。
もう、ピンチ、辞めたい。




