皆んなで出発!
翌朝、村長さんの話(嘆き?)を聞いた。
「おかしくなり始めたのは、ごく最近の事です。
まずは、サーマル村でした。」
?サーマル村?
「圭殿。サーマル村とは、一番最初の村の事です。」ナイスフォロー、ゼッヘル!
「井戸が次々と枯れたと伝令が来たと思ったら、他の村からも同様の報告を受けました。それからは、怒涛の日々でした。村人達が次々と逃げてきて気がつけばここ、カルエラ村に近隣の村人全員か逃げ延びてきていました。
私の村は、井戸は何とか少なくながらも無事でしたが、それよりも皆を食べさせる食料が尽きました。森から何とか食材を取りながらも、もうダメかと限界を感じてたその時、貴方様達がみえたのです。ほんに、天の助けです。」
そう言って、また村長は涙ぐんだ。
他の村人達も泣いてる。
うーん。。。やっぱり俺の出番か?
いやいや、コンピュータの出番か?
でも、沈黙中だけどね。
「ねぇ、俺が森に行ってみようか?もしかしたら、何か分かるかも。」
ヘルベルトが首を横に振る。
「圭、気持ちは分かるが状況の把握が先だ。フーが調査にでてるから、少し待て。」
皆んなも頷く。
それからも難しい話は続いたが、当然俺は飽きた。ピー子と遊んでます!
しかし、翌日になってもフーは帰って来なかった。メルビスにも連絡はない。
ヘルベルトが呟く。
「フーに限って魔獣如きには。。。」
皆んなの不安が頂点になった。
そんな時、村人のひとりが発言する。
「村長、実は他のやつが泉の方で、何かおかしなものを見たって言ってました。」
村人達がざわめいた。
口々に「泉?」「本当に?」「まさか?」
何なに?泉って何なの?
「この辺りには、森を守っていると言われている泉があります。昔からの言い伝えでは、そこには精霊が住んでいて泉を守っていると。」
めっちゃ情報通じゃん、ゼッヘル!
村人達も頷いてる。
うん?精霊っていってたなぁ。ベル?
あれ?精霊族と精霊は確か違ったと習ったような気が。。。。
ナリーナが突然、発言した。
「私が行きます。マーリエも助力してくれると。
ただ。。。」
おや、珍しく言いにくそう?
「圭にも付いてきて欲しいのです。」
ヘルベルトの珍しくびっくり顔。
でも、隣の俺も同じ顔。
「ふむ。確かに圭とベルが必要かもしれん。
ふむ。。。
よし、では皆で向かうぞ。
フーの事もそこで何か分かるやもしれんしな。」
ドルタンド、何か知ってるのかな?
うーん。だけど、皆と一緒なら大船だな。
「おーし、やるぞー。」
急にやる気でた。
え、びびってた訳じゃないから。
ちょっとだけ。。。だよ?
ヘルベルトの苦笑い。
それから、皆んなで泉へと向かう。
俺の右手には、ベル。その隣にマリン。
左側には、メルビス。
もちろん、ピー子も一緒です!
後ろから、トコトコ来てます。




