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ネガティブな俺、異世界転生して食通になる  作者: ちかず
第1章 サラディーナ国
33/151

応接室再び。。。

うー。。。なんでこんなにズラーッと並んでるの?

何?

しかも、座ってるのは、たった三人。

偉い人かな。。、

あー、応接室ってだけでも緊張するのに。。。

おー、

始めに体格の厚みのオカシイ真ん中の人!


「ようこそ。アーナとその仲間たちの皆さん。

お聞きしていたより、少々人数が多い気がしますが、そこは触れないでおきます。」

うー、ヤバイのか?

「さて、ここまでの経過は、カナベルの支部長の方から連絡をもらっていますので承知しています。

ですが、昨日ヘルベルト殿の方から重大な事案が発生し相談があるとの連絡を頂きました。

今、この部屋に居るのは幹部全員になります。

秘密裡にとの要請とは異なりますが、これが私の判断です。」

??

重大な事案??

もしかしてマボルーサの事かな?


「ワシからちょっと発言しても良いかな?」

ドルタンドが言った途端に、ピリッと相手の皆さんに緊張が走るー!

すげー、ドルタンド!


「もちろんです。ドルタンド様の前に否やはありません。」

おー、あの偉い人。怒られるのかな?


「まあ、そう構えるな。少し確認がしたいだけじゃ。これから我々が話す内容は、聞いた後で後悔する内容やもしれんぞ。

それは、理解きておるかな?」

来ました!コレが釘さしかぁ。

すげー、大人の釘さし迫力あるー。


偉い人が重々しい声で

「承知致しております。だからこその幹部全員を召集致しました。ヘルベルト。この様な返事で満足かな。」


「ご配慮下さりありがとうございます。

この圭と魔獣ブゼルのコンビが、発見したマボルーサと言う薬草の事です。」


おー、出た!俺とピー子の名前。

えっへん!あれ?

ナリーナ組(子供2名)とゼッヘルは、全く興味なし!

ドルタンドは、ニヤニヤしてるだけだし。

おーい!

俺の褒められるところだぞ。注目〜。


「マボルーサは、万能薬です。

そう言えば、お判りになると。。

実際、我々では心許無く、ご相談をと。」

万能薬って。。。そんなに何かなの?

「これまでの発見と合わせてとなると。。。

さて、意見のあるものはいるか?」

静まり返ってるじゃん!

こんなに人数いるんだからさ!誰かいないの?


「私から、よろしいでしょうか?」

おっ、なんか痩せてる地味な人が発言した。


「ホルス、もちろん発言して欲しい。」


「では、私の私見を述べさせて頂きます。

秘密裡にと言うのは返って危険と考えます。

理由は、2つ。

隠した情報程、必ず漏れます。

であるなら、公表して多くの人が認知した方が手を出しにくい。

もう一つ、これが発見のすべてでない可能性が高い事。更なる発見が生じた時、出来るだけ多くの方の助力を得ておくには、公表して堂々と 圭殿の名前を広める方が良いと考えます。」


む、難しい〜言葉が多いなぁ。要するに、発表するって事か?いいよー。高く売れそうだし。

でも、危険なのかなぁ。俺、魔法まだ使えないし、弱っちいよ。どーする?


「お待ち下さい。危険への配慮が今ひとつ不足しています。ヘルベルト殿やドルタンド様のお力は理解しておりますが、出来れば数人の手練れを付けたいと考えます。」

おー、護衛なの?すっげー、ボディガードじゃん!

映画とかで見るよ。助かる〜。

でも、俺なんかにいいのかなぁ。。。


「ホルス、ネル。良い意見と我々も思う。

いかがでしょう。ドルタンド様。」


「うむ。ワシも同意見。

ヘルベルト、おぬしどうじゃ?」


今までずっと考え込んでいたヘルベルトが決意した様な雰囲気で顔をあげた。

「はい。ぜひお願いしたい。ネル殿、付ける者は私の意見も入れさせて貰いたい。」

。。。。。

この後も長々と話ししてたけど、飽きた。

飽きると人は眠気を感じます。

別に居眠りじゃないから。

ちょっと目を閉じてだけだから。


ようやく、部屋に案内された。

ナリーナのチームと我々。どちらもスイートルーム真っ青の豪華絢爛な部屋。

ベットに屋根要らないから。

部屋の屋根でいいから。


疲れた俺は、不覚にもご飯食べずに寝た。

もちろんピー子も一緒に。。。


明日は、お買い物。の予定。。。



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