30/151
会議を開催
なんて、綺麗なんだろ。。。
魔獣にやられて怪我をした子供達は、本当に『綺麗』の言葉がぴったりだった。
皆んなも何が驚いた様子だったような。。、?
綺麗な子供って珍しいのかな??
その夜。。。
「起きとるな、ゼッヘル。
話がある。
まぁ、何の話かは、わかっておるだろうがの。」
低く重々しい声のドルタンド。
「私を始末なさいますか?ドルタンド様。
抵抗は、致しません。
ふふ。貴方達の強さは、理解しておりますから。
私の敵う相手ではない。」
覚悟を決めたような、ゼッヘルの落ち着いた声。
「師よ。
ゼッヘルの事よりも、重大な問題が。。
どうなさるおつもりですか?」
ヘルベルトの疲れた声。
「まぁ、わしとてあの『万能薬』には、度肝を抜かれたわい。。。
だからこそじゃ。ゼッヘルの主人殿のお力を借りねばなるまいて。
どうじゃ、ゼッヘル。お主もそう思わんか?」
薄笑いのドルタンドは、どこか達観して見える。
「。。。」
「ゼッヘルよ。お主は、ありのままを言うがいい。
あの者なら、理解するじゃろ。。
それから、一言伝言じゃ。
ワシからも良しなにと伝えよ。」
ドルタンドの鋭い目つきに思わず、ゼッヘルが答えた。
「はっ。かしこまりました。」
その晩、ゼッヘルは鳥を空へ放った。。




