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ネガティブな俺、異世界転生して食通になる  作者: ちかず
第1章 サラディーナ国
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ドルタンドの本気?

馬車の旅は、思ったより厳しい。

まぁ揺れる。ショックアブソーバーが欲しい。あれ、すげ〜発明だったんだな。

その話したらドルタンドがめっちゃ食いつく。

「なんじゃ、そのショックアブソーバーと言うものは。なんとも凄いものじゃ。正直些か引くわい。」なんて。

ぶー自分で食いついといて!


けど、ガタンガタンと凄い揺れたから、外の様子がおかしい事に気づかなかった。

もちろん、俺だけ。

だから、馬車から急にドルタンドとヘルベルトが飛び出した時はマジ、心臓の大ピンチだった。


「出るでない!ナリーナ頼んだ。」

初めて聞くドルタンドの怒声。

ヘルベルトは、すでに魔法の呪文を練っている。

「ー炎の乱舞ー」

ゴーゴー音がして、馬車の窓に近づく。

ナリーナの「動くな!」の声。

でも、耳に届かない。

だって、外は燃えてます。

は、初めての戦闘シーン。

正直。ドン引きかも。。

だって、大火事より超凄い炎とか。。。

し、死体の山とか。。、こえー。

えー生きてる、しかも馬車燃えてない!

どして?不死身なの?


「バカ!あれは、敵のみ燃やす魔力。

それにあれは小手調べよ。」


窓からは敵だらけに見える。

その上、全員怪馬に乗って、怖そーな刀がいっぱい見える。か、身体が震えてる。。

ピンチかぁ、ヤバイのか。

おい、コンピュータ!出番じゃん。


【バカ圭。我は、食材専門。では。】


コイツ〜!

やっぱり、役立たずめー。


「もう、終わるわ。」


ナリーナさんの冷静な突っ込み。

えっ。窓の外を見るとドルタンドが前に出てる。


「下がれ、ヘルベルト。少々オイタが過ぎたのじゃ。お仕置きをせねば。」


「師よ。お任せします。」ヘルベルトが一歩下がる。余裕かー?

敵がじーさんだと喜んでるじゃん。


「ははは。バカめ。我らバジリド窃盗団をなめてるなぁ。ジジイひとりとは。お仕置きをこちらがしてやろう。」

おー、敵役の絶対言う例のセリフだー。

異世界でもやっぱり言うんだ。

ドルタンド、でも薄笑い中。


「では、ジジイから行くぞい。それ、

ー大砂嵐サンドストームー」

ドルタンドの呪文の途端、外は砂画面。

もう一面が、砂嵐。ただ、無言になる。

これが、魔術。。。ドルタンドの本気。。

それは、まるで生物を許さない世界のようで、ただ固まるのみ。


「終わったぞい。」

あっ、ヤバい!

目を開いたままで気が遠くなってた。

恐る恐る窓から見ると、敵全員地面にうつ伏せ。

し、死んだの?ほんとに?

本物の戦闘の凄さが身に染みる。。。


「大丈夫じゃ。ちょっとしか力を解放しておらん。

もうすぐ警備隊が来るじゃろ。

そしたら、昼飯じゃな。」


言葉が入って来ない。。

昼飯とか、無理ゲーです。。。

ドルタンドーー!

やばいよー。魔法。

すっげーです!



ー2人の話し合いー

「小者の方が来おったわい。ふふふ、様子見かの。 どちらが先に仕掛けてくるか見ものだわい。」

「師よ。少し魔力を解放し過ぎでは?

あの小者には酷ですよ。」

「圭じゃ。

あまりに危機感がないでの。

あの者の魔力解放はあまりに危険での。

老婆心じゃ。」

。。。





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