カナベルの街、食材探し協会に行く!
日に焼けました。
塩は、俺の身体から取れるんじゃない?
ってくらい。。。しんどい。
日本にいる頃当たり前でした。
あー!塩ーー!
2日後、とうとう塩が出来た!
もちろん、にがりや潅水も取りました。
何に使うか知らないけど、腐るよって。。、
ダメじゃん。。豆腐〜ラーメン〜
夢なのか。。。えっ、他の人が作りに来るって?
??
兎にも角にも、塩を持って、ラノベで言うギルドっぽいところへ向かう途中。
〜食材探し協会〜
ふふふ、俺のテンション上昇中!
ギルドもどき見たい!
どこだよ。ギルドもどき。。。
二泊三日くらい、歩き続けてるよ。足痛い!
行く先の街は「カナベル」と言う名前。
とっても大きな街で王都とは違うって。
王都って、塚の街の事。
何でもあの塚っぽい家には、大切な意味があるらしい。説明しようとヘルベルトがしたら、ドルタンドさんに止められる。
その理由は、「聞く気なし。」って。
失礼な!でも、まぁ興味はないよ。
それよりも、今度の街の説明にウキウキする。
沢山のお店がある、商業の中心地でだとか。
ヤッホー。お塩が高額買取になったら分け前くれるから、買い物出来るって。
ナリーナさんに
「とにかく、服買いなさい!」って言われてる。
く、臭いのか?おー、ヤバし、
さてさて、ようやく、カナベルの街到着!
ものすごい大きな門がある。
お、ラノベっぽい門だな。。
木で出来ていて門番までいる。おー!
身分証の提示を初めてした。
おー、ドキドキする、大丈夫だよね。まさかの異邦人嫌い発動しないよね。
ヘルベルトが肩をたたく。
おっ、いい笑顔。ちょっと安心した。
すんなり通れました。
ドルタンドさんだけ、なんかの深々とお辞儀されてたんですけど。じーさんやる〜。
街並みは結構な大きさの建物があり、どっかの外国の観光地っぽいかな。
人もたくさんいるし、キョロキョロしちゃう。
だってー、もしかしたらエルフとかドワーフとかいるかも〜。
って言ったら、「バカか!」ナリーナさんに頭叩かれた。滅多にいないし、いても馬車もどきに乗って会えないって。
そーとー冷たい目だったから、ダメ発言らしい。
むー、異世界人舐めんな!
エルフは男の夢なんだぞ。と心の中で言う。
中心地に一際大きな建物がある。
学校くらいかな。
そう!これぞ、〜食材探し協会〜
建物の前には、デッカい男の人が見張ってて入りにくい。
おや、大男達は、ヘルベルトさん見つけるとぺこぺこしだした。
「ヘルベルト殿ではないですか!復帰されたと伺い、お会い出来るのを楽しみにしておりました。」
なんか興奮中。
更に、後ろのドルタンドさん見て、叫んだ。
「こ、これはドルタンド様お会いできて光栄です。」
おー。直立不動の姿勢。
じーさん何者?初めて尊敬した。
ナリーナさんばっかしチョッカイかけるから、ちょっとエッチなじーさんかと思ったのに。
それからはなんか大騒ぎ。俺は除け者だけど大歓迎で奥の立派な部屋に通される。
協会の支部長さんがいるらしい。
木のなんか豪華なドアの前で戸を叩く。
「はい。」
「アーナとその仲間たちがお見えです。」
「お通ししなさい。」
ドラマかー!心でツッコむ。
中は豪華なソファに怖そうなヒゲのおじさんが一人。脇には女性が立っている。
「ようこそ、ドルタンド様にヘルベルト殿。
ご無沙汰しております。今日いらっしゃると聞いて、心待ちにしておりました。」
にこやかに笑って座るよう促される。
「来た早々で申し訳ないのだが、お人払いをお願いしたい。」
ヘルベルトの言葉に支部長さんの顔がしまる。
ドン!テーブルに塩。
驚く支部長さん
???俺の頭の中は、謎だらけ。何で人払い?
売りに来たのに。服〜。色々買い物したい。
「これは、もしかして塩ですか?また、こんなに大量の塩、どうやって。」
呻くような支部長の声。
「こちらの圭殿の力です。」
見るなー。何?何なの?怖いじゃん。
「聞いてはいましたが、異邦人流石ですね。
で、どうなさるおつもりですか?」
何?俺何したの?牢屋の幻が見えるよー。こえー。
「ほれ、この通り無自覚なのじゃ。全く。。。
この塩は、海より取り出したものじゃ。
それも、たった1日でだぞい。
流石にワシも慌てたわ。
この方法は、この『圭』が考えたものでの。
色々考えたが、塩の売買。そして塩作り。
お主に頼もうと思うての。
無論、誰に知られんようにな。。。
どうじゃ、やれるか?」
。。。
長い沈黙の後、支部長の目が俺を見た!
「分かりました。
ドルタンド様やヘルベルト殿の意図。
このホンペイユがお引き受けします。
今後の事について、ぜひ、ご相談させて下さい。」
相談は、俺、部外者。何も分かんないしね。
「明日、ナリーナと買い物へ行け。
俺達は、話し合いがある。」
今日は、ここでお泊り!
すっげー、ホテルのスイートか!!
しかも、明日は買い物!!
ここ来て一番嬉しい夜だった。
だから、
ふかふかのベッドですぐ寝た。
く、臭い服脱出だー!