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ネガティブな俺、異世界転生して食通になる  作者: ちかず
第1章 サラディーナ国
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ドナドナ、そして。


ヘルベルトの話は。。。


この国、名前はサラディー王国と言うんだけど、

今、植物に異変が起きているって事。

小さなうちは普通に育つけど、大きくなると毒物に変わる。

毒と言っても、当たって死ぬ訳じゃない。

でも、病にはなる。

だから、皆お腹を空かせて大変らしい。

だけどさ、お城にはご馳走あったよ?


ヘルベルトの重いため息。

そりゃ、娘さんも病気になるわ。


【ピーン。お知らせです。

このサラディー王国の毒問題は風の中にあり。

風の中に含まれるビビットリが原因。

西方の山の中でカブトリが大量発生中。

ただし、カブトリ巨大化中。】


はい、やっぱり来た〜。

しかし、分からん単語だらけだな。。

あれ、ヘルベルトの様子が変。。

やな予感しかしない。


ヘルベルトは、この情報を伝えてに行った。

役に立てたのかなぁ?

コンピュータ。。大丈夫なんだろうな?

。。

もし、違ってたら。

。。。

もし、一緒に退治しろって言われたら。

。。。。

逃げる。一択!はい、決まり。


急いで立ち上がった俺と、ドアから大量になだれ込む冒険者らしき人達。

あー、間に合わず。


興奮したヘルベルトに「今から行くぞ。」

って言われた気がする。

気のせい希望です!

得意技の現実逃避しているところに、今度は兵士らしき人が来た。


「皆の者、静まれー。

この度の件は、我々魔物対策部隊が承る。

ついては、お主城へ同行せい。」


何?魔物??

俺は、平凡な高校生よ。

ヘボコンピュータしか武器無いのに、無理だー。

誰も俺の話を聞く気無し!

城へ逆戻り。。。


でも、ちょっと良い事があった。

ヘルベルトに「すべて終わったら、必ず俺のところに戻れ。」って言われたし。

帰れるところがあるって、最高です!


で、今、兵士の後をドナドナされ中。


再び、王様の前。

「仔細は聞いた。

明日討伐に向かうので、圭殿は同行してもらいたい。カブトリの居場所は圭殿しか知らないのだから。

今日は、ゆっくり休まれよ。」

おっ。聞きましたか?圭殿だって。

ちょっとずつ、丁寧になってるような。

でも薄氷変わらず。



いま、部屋にひとり。

逃げるのは、諦めー。。だって、扉の前に兵士いるし。城の中から出る道、分からんし。

と、ベットで考え事してたら、朝でした。

これ、テスト中にやるやつ。


夕飯は?食べ損ないましたー。

寝てたから起こさなかったって。はー。

またか。また、ご飯がない!


ちょっと今、鎧っぽいもの着せられたます。

ちょっと展開はやすぎ。

ネガティブする暇ないよ。


考え事は危険です。

あっという間にお化け馬に乗せられて移動中。


気持ち悪いー。

誰かせめて、酔い止めくれ〜。


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