バイト日記 八日目 あるある編
お客様がレジで頼むものの一つに、コーヒーがある。お店のなかにある機械を使い、豆をひいて作られる、本格派コーヒーが一杯百円から飲むことが出来る。ちなみにT君は飲んだことがない(お子様)
そのコーヒーは、レジで店員に注文することで、専用のカップをもらい、コーヒーマシンにセットすれば、ボタンを押すだけで完成する。さらに、そばに置いてある砂糖やミルクを自由に使って、自分の好みに合わせる事も出来る。
そんなコーヒーだが、次のような注文をされると、非常に困る。
「コーヒー1つ」
T君がバイトをしているセブン○レブンには、コーヒーのサイズが二種類ある。RとLだ。
なぜ素直にSにしないのか、不思議で仕方が無いが、それはさておき、先ほどの台詞には、そのどちらのサイズを頼んだのかの情報が無い。
さらに、アイスとホットの二種類もあり、その情報も無い。つまり、
「…ホットの小さい方でよろしいですか?」
のように聞き直す必要があるのだ。
(ちなみに、アイスの場合は、カップがアイス売り場のそばにある事が多く、そのカップをレジに持っていけば、ちゃんと会計に入れてくれる。)
なので、
「ホット(アイス)コーヒーのレギュラー(ラージ)一つ」
の様に言ってもらえると、非常にありがたい。
最後に一つだけ、
(逆に、「ブレンドのS」とかいうお客様がいるけど、それライバル店のFでの頼み方だから!こっちでやるな!)
T君はそう思う事もしばしばだとか…