帰り道
「家は、ありません。二年ほどの、間には、私の記憶を、持っている浩二くん以外の人の、データを、消し去っていたからです。そうすると、四六時中ずっと働いていたんですよ。」
まさかの発言が飛び出して来たぞ。
「食事はどうしたんだよ。」
すると奴は恥かしそうに…
「あの、デパートとかでよくある、試食コーナーで、なんとか過ごしてました。」
アニメの世界から聞きたくなかったことが出て来た。
なんてゆうかもう、わー、すごーいって感じだ。
「あと、私が浩二くんのことを、恋人としてる理由は、画面の中で浩二くんを、みたときに好きになったんです。」
この時の、俺の発言は、後の、俺が少し楽になっている発言だっただろう。
「お互い、しっかり知らないから、友達からにしよう。」
すると、太田なるみは、複雑そうな顔をした後に、
「わかりました。」
案外素直な奴だった。
ここで、俺は一つの提案をした。
「住む所がないなら、俺の家に来いよ。」
「えっ、でも、ご両親の方は?」
「うちの、両親は、どちらも事故で他界してるんだよ。だから、一人暮らししていてさ、寂しいってのもあるしさ。」
「そうゆうことならば、喜んで!」
とゆうわけで、一緒に帰ることにした。
ここの高校から、俺の家までは、歩いて15分と、少しってとこだ。
そんな中、俺となるみは、一緒に帰っていった。
じっくりと、なるみを、見ると顔が、ウルトラ可愛いのは、もちろん。
目の色は、黒でも茶色でもなく、透き通った青色。
しかも、胸も、少し大きい。
声も、声優さんが、当てているような声。
「あの、そんなにジロジロみられると恥ずかしいです。」
「これは、失敬。」
とゆうような会話を、何回か繰り返していると、我が家に着いた。