13/18
なるみの、睡眠事情
寝巻きに着替えている俺と、なるみがリビングにいると、なるみが
いっしょに寝ようといってきた件について、俺はどうすればいいのか考えていた。
「それは、どうゆう風の吹き回しですかね?」
思わず緊張して、敬語になっちゃったじゃん。チクショウ!
「あの、アニメの世界って、私たちは、寝るんですけど、テレビの中で眠るんです!」
「と、言いますと?」
「具体的に言うと、強制的に眠らされるんです。場面が切り替わったり、次の回の、話では日にちが変わるのがいい例です」
なるほどな。つまりあれだ、なるみは、俺たちのような下界の人々の眠りと違って、勝手に、眠らさせられているのか。
「それでまた、どうして、一緒に寝ようと?」
「それはですね、私、浩二君のように、普通の眠りをしたことがないので、怖くて堪らないんです!」
「言い切った‼︎」
まあ、気持ちは分からなくはない。
俺だって、初めてのことに対しては、緊張するし、こわいもの。
「別にいいけど、お前はベッドな」
「ありがとうございます!」
かくして、俺となるみが一緒に寝ることになった。
そうしていたら、いつの間にか消灯時間になっていた。




