世界観説明(……というよりは用語解説だったりする)
ブクマ50件突破!勢い余って投稿したこの作品も今では数多くの人が見ていると考えると、感慨深いです。
いつもありがとうございます。
〜現代世界〜
基本的には現代日本がベース。
展開が超テンプレだったし、もう帰還後のエピローグとかでしか出ないだろと思うかもしれませんが、もしかしたら出すかも知れません。
〜異世界〜
主人公が召喚された世界。「魔法」や「ステータス」、「モンスター」等が存在していて、まるでゲームの様な世界となっている。
……と言うと、無機質で決められた単純な世界の様に聞こえるが、そこにいる人々は実際に生きているし、勿論ゲームなんかでは無い。時に笑い、時に泣き、時に騙されては、時に死ぬ。人のあくどさ、親切さまでももそのままである。
ステータスもイアが開発した魔法であり、元は存在しないものだった。そもそも人の能力を数値に置き換える事自体、イアレベルの天才が価値観の異なる発想をヒントに作らなければ不可能だった偶然の産物である。
ちなみに星の大きさは直径にして地球の約二倍ある。そう言うと重力がきつそうだが、誰がかけたか星全体に重力魔法がかかっており、何とかなっている。
長さや時間の単位は何故か統一されていて、(実はイアが面倒くさがって裏で操作していたからなのだが)長さは一つの単位で約一.三センチメートル=「一ウ」で、百倍する事にウル、ウルラという風に増えていく。(十進法です)時間の方は秒数等は地球と同じだが、一日が約三十時間な点と、一ヶ月が二十五日、一年が四百日な点は注意が必要。(十六ヶ月で一年)
〜モンスター(魔獣)と動物の違い〜
『モンスターと動物には、魔法を使うか使わないかの違いがあり、使う方がモンスター(魔獣)、使わない方が動物となっている。しかしながら、この星では良くも悪くも魔法があり特殊な進化をしなければ生き残れなかった為、独自の進化を遂げた生物が多い。中には魑魅魍魎の様な異形もいたりする。
そんな中類人猿は、能力を魔法を上手く扱うこと、そして自力で魔法を発展させる知能に向けた結果生まれた。そんな中でも人間は貧弱な肉体の持ち主だったが、優れた知能を魔法と科学両方に利用し、生存競争を勝ち抜き今日まで発展してきた。
よって少なからず反論をする者もいるだろうが、生物学上の人間と類人猿、そしてモンスターに大きな違いは存在しない。寧ろ人間は魔法を使う動物であり、モンスターに属するのだ。』
……というのが異世界の科学によって導き出された進化論の仮説。
しかし、そうなると誰が星に重力魔法をかけたのかが不明な為、単に仮説止まりで結局解明できなかったという。
更にそれらは古代の文明の失われた論であるため、現在は宗教が幅を利かせ、「神から賜った云々」といった典型的なものになっている。ある意味こちらも真理なのかも知れないが。
作者は天邪鬼でエルフやドワーフを出すか今迷っている最中。独自の種族は出すか……分からん。まあ魔族も出たし、どうせどっちも出すだろ(適当)
〜そもそも魔法とは〜
魔法とは、人間の余剰エネルギー、無駄になったエネルギー、もしくはその他のエネルギーから変換される「魔力」を使って世界の事象に干渉する、という物。
魔力は使えば使う程変換効率が上がっていくので、どんどん多くなっていく。また、体に貯められる限界量があるが、慣れや魔力を操作することによって上昇は可能。
ある程度出来ることは「属性」で決まっていて、得意不得意もある様子。
……魔力に関しては規格外のキャラもいたりするので設定が難航しています。ですので今回はこれぐらいで……。(ぶっちゃけファンタジーって言えばそれまでなんですけどね……)
更に知りたい人は真11を参照。どうやらプログラムと似ているようです。
〜イマグ・アレック国〜
召喚に成功したクラスメイト達が召喚された国。魔王軍の進行予想ルートど真ん中に位置していて、他国から見捨てられかけている不憫な国である。
国の名前の由来は、建国期に創造神として崇められていた「イマグ」という時空と虚空の神の名と、「アレック」という初代の王の名から。
二章では王城から外に出ます。
〜界渡り〜
世界と世界を行き来すること、又世界同士を繋ぐ空間に行くことを総称して界渡りと言う。
界渡りでは、空間が極度に歪な上、世界の理が全く通用しないので召喚された以外はどの時間軸、空間軸に出るかわからない。(確かにそれを支える法則の類は存在するのだが、それは人間にとって余りにも難しい為、理解できない)
更に、多元的な苦痛を伴うので保護なしに行うのは自殺行為である。(その分生き延びると多大な成長が起きる)
現在、超常現象や召喚魔法以外では世界と世界を行き来した例はない。
しかし、その前の世界を繋ぐ空間になら魔法で何とか行くことが出来るので、イア等超越した魔法使いはそれを利用して精神の修行をしていた。
この界渡り、トラウマ等があったりするとそこを重点的に抉ってくる酷いものだが、そのような者ほどそれを乗り越えた時の成長が大きかったりする。乗り越えたものが大きい程その対価も大きいのだ。
〜文明〜
この世界の人類は案外しぶとく、少なくとも二億年前から存在している。四キロ級の隕石が落ちてきたり、大規模な地殻変動があったり、スノーボール・アースの様に氷河期になったり、その後気候のジャンプアップで平均気温が七十度近くになったこともあったが、全て魔法で解決してきた。
この世界のコンプセントはズバリ、
「取り敢えず魔法打っときゃ何とかなる」
数多くあった問題を全て魔法で何とかしてきたのだ。
そのお陰で、文明が安定して発展する下地もあり、遠い過去には銀河で帝国を創っていた国もある。しかし、それらの国々は皮肉なことに魔法が暴走して滅んだものが大半である。
現在は少々落ち着いて、中世の文明レベルとなっている。
〜魔王と魔族〜
人間の中でも、特に魔法に特化し、更に肉体を強靭にした者のことを「魔族」と言う。容姿は人間と同じ様な物だが偶に肌の色が違ったり、異形を持つ者もいる。
魔王についてはあまりわかっておらず、唯一世襲制だということがわかっている。……今後に期待。
ここからは簡単な質問形式の説明です。自分が描写不足だと思ったところについて、補足していきたいと思います。
※真については結構伏線が多いので少々少なくなります
Q.真の服はどこ行ったの?
A.界渡りの時に消滅しました。加護の範囲では無かったのでしょう。
Q.そもそも真達は何で召喚に失敗したの?
A.おいおいわかることになるでしょう。今はまだ内緒です。
Q.達人が結構あっさりイビリル(魔族)を倒してたけど魔王軍四天王って肩書きの割に弱かったの?
A.本来イビリルは長距離戦闘、殲滅戦に特化した戦士です。毒を付与した霧や、当たるだけで致命傷の毒の水をレーザーを視認不可な速度で撃つことで本領を発揮します。その点でいえば、達人が近接戦に持ち込めたのは、幸運が重なった結果でしょう。出す余裕もありませんでしたが、実は奥の手として無詠唱魔法すら習得していて、本来なら相当苦戦を強いられていたところです。
Q.作者なんで名前変えたの?
A.何ででしょうね……最近実生活でろくなことがなかったからかも知れませんね……
Q.真はここから成長するの?幼女のままなの?
A.成長します。
Q.イアは何処に住んでいるの?
A.この後の物語で描写します。
Q.召喚時いなかった人っていつ出るの?
A.サブタイトルで何か王や真と違う感じが出てきたらそこで出てきます。二章で一人は出すつもりです。
以上……でしょうか。考えられるものは粗方あげました。
本当に不安なので質問があったら躊躇なくお願いします。
SFではないんで物質とか科学について説明しろと言われても難しいのですが……
そういえば最近タッチタイピングの練習を再開しました。現在はスマホでの執筆が主ですが、PCでの執筆速度が速くなるのは間違いないでしょう。現在は毎秒2.6文字程度ですが、頑張って5文字位にはしたい所です。
次回は閑話が入るかも知れませんが、基本は二章スタートになります。
そういえば、プロローグの二話目、「突然」で出した
「ちょっと異世界行ってきたんだが何か質問ない?」を
実際に書いてみました。自分でもこれは迷作だと思います。是非、読んでみてください。
URLは下記です
「http://ncode.syosetu.com/n6469dz/」




