表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
召喚されたはいいが失ったものが大きすぎるんだが。  作者: 平平平平
それぞれの召喚された場所で
17/29

真 11 修行二日目 1

9000pv、90pt突破。これからもよろしくお願いします。

ちょっと進行度遅いです。もう少ししたら一気に進めようかと思います。

4/22 薬の禁断症状で苦しんでる人の気持ち→薬を辞められない人の気持ち

気を抜いたらすぐに精神が持ってかれそうになる。 を追加

 ガバッと布団を捲り上げて目を覚ました。またこんな夢だ。自分に関係が無い様に見えるが、何かを示唆していると言われたらその様に思えてしまうような夢を見た。ここら辺はラノベの主人公というよりは普通のアニメとか商業誌に出てくる主人公っぽいな。もしかしたら俺には真名みたいなものとか封印されし云々とかがあるのかもな……いや、俺は中二病なんか卒業したんだ。あんな血塗られた歴史、思い出すだけ無駄だ。異世界に来たからって白い髪とか赤い眼とか、漆黒の最強武器とかを期待しちゃいかん。なんてったって俺はこの世界に来たせいで界渡りからイアさんに言われてTS転生に気付くまでの一連の流れで一番の地雷を強制的に躊躇なく行進されたんだからな。


 その時、イアさんが起こしに来た。


「もう起きなさ……あら、もう起きてたのね。いい心がけだわ」


 色々考えて頭の片隅に押しやろうとしていたものが溢れ出てきた。だるい眠いめんどくさい。大体のことは面倒事を避ける為率先してやる俺にこの三拍子を言わせるとは……。


 俺はまるで日曜日の夜、陽気な三世帯家族が出てきた時の疲れきったリーマンの様な声で溜息混じりにこう呟いた。


「また一日(ひゃくねん)が始まる……」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 修行二日目。今日は暴走させた魔力を自由に操ることを目標に魔循環をした。あの昨日のことを思い出し、あんな難しいことできないと抗議したが、


「私は十歳の時には出来てたわよ?」


 と言われた。天才め……。ちょっと大人気ないが言い返したくなって失敗して暴発したらどうすんだと言ったら、


「わたしがなんとかするわ」


 と言われ、言い返せなくなってしまった。どうやら逃げ道はないようだ……。本気でこの一連の修行食事しか安寧がない。


 外のちょっとした原っぱの様なところに移動してイアさんが時を歪める。今日は器合わせで俺が寝てたこととかが無いし、俺には歪めた時に対する何かしらの適性があるらしく、魔循環の時間が前よりも増えた。具体的には三時間ぐらい。体感時間で言うと元の時間と合わせて百年以上……。


 これ明らかに可笑しいよな?俺が不撓不屈とか神様の加護とか持っているからいいものの、普通の人なら廃人確定だよな?もう体感時間だけなら日本よりも長くこっちにいるし。


 前述したことを訂正しよう。


「また(すくなくともひゃくね)(んいじょうのじごく)が始まる……」


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~


 考えてもしようがないので魔循環を始める。ぐるぐる身体をあったかい物が回る。まるで魔力専用の血管でもあるみたいだ。


 徐々に血液が沸騰する様な錯覚とともに全身に高揚感が回ってくる。この時これに流されてしまったら魔循環が身体で連鎖的な反応を起こして暴走、全ての魔力を使って爆発するらしい。しかも空気中にある魔力をも取り込んで燃料にするので、結果連鎖的破滅が訪れることとなる。月の虫食いも勇者の任意でやった魔力暴走の結果だ。……どっかの反物質触手先生じゃないんだからさ……。


 暴走させないように必死で高揚感に抗う。気を抜いたらすぐに精神が持ってかれそうになる。今なら薬を辞められない人の気持ちがわかるかも知れない。その前にオ〇禁を思い出したことについては触れないでおこう。二日前の学校行く前に一回したから今日で二日目か……二日目に突入したのは精通を経験してからは今回を合わせても十に届くか届かないか位だからな。幼女になったせいなのかも知れないが俺の中では酸素ボンベを持たずに北側からエベレスト登頂を果たしたような快挙だ。はっきり言ってあっちの世界では性欲モンスターだったからな……。一日一オナは基本だったぜ!まあやらなくとも俺の意思とは関係なく強制的に夢精が起きるんだけど。(三日目に突入する前にここで全滅する)


 閑話休題。猥談はやめよう。俺にとって毒だ……。主に黒い歴史的な意味で……。


 魔循環なんてものがあるならもう魔法とかの訓練も始めているのかといえば、実はまだ全く教えて貰っていない。暴走を自在に操ることが出来てから教えるそうだ。俺のイアさんと同量の魔力量(但し身体が許容していないせいか今は数パーセントも満足に使えていないそうだ)で慣れないうちにやると、初級基本魔法とかの括りに入っているテンプレの『ファイアボール』みたいな魔法でも、誤って魔力を数億、いや数京倍入れて小太陽を作り上げてしまうそうだ。うん、俺は順調に人外に成長してきてるね!ちなみに無理矢理詰め込んで八桁×八桁の計算までは《完全記憶》で覚えたからタイムラグ無しで魔法の威力を算出出来るような演算能力も持っているよ!それと昨日の並列(パラレル)思考、元々の《思考加速》を全て合わせたらレインマンもびっくりのスパコン人間の完成だ!(イアさん曰くこの程度の演算能力が無ければ魔法を自在に操ることが出来ないらしいけど、それだったらこの世界の魔術師は全員人外だよな……)


 それから三時間後(六十年後)、やっと自在に操ることが出来るようになってきた。何なのこの難しさ。針の穴に一ミクロン単位しかゆとりが無い金属を一発で入れるような難しさ。解りづらいが俺みたいに語彙のない人が頑張って言葉を捻り出しても、他に言葉で表そうとするなら例えようがない難しさ、という言葉しか思いつかない。


 それでも百年以上の積もり(ごじかん)積もった月日(のどりょく)の結果、俺は魔力を随時臨界状態にしても飄々と出来るようになるまで快感や繊細な作業になれることが出来ていた。


 異世界開始三日目の朝(まだ三十時間の内の十時とかそこら)にして百八十年過ごした俺を誰でもいいから褒めて欲しい……。


 おまけ


 修行基本日程 少し適当


 AM4:00起床~身支度、朝食


 AM5:00~10:00位まで魔循環


 AM10:00~13:00お勉強


 AM14:00昼食


 PM00:00~3:00お勉強


 PM3:00~9:00戦闘訓練


 それ以降夕食、お風呂、など

 PM10:00には寝る感じ

 寝ている時に時間を拡張してもあんま意味はない感じです。

 魔循環以外の時は常時負荷がかかる魔法をかけられています。

 ※三十時間を半分に分けた前半がAMで後半がPM






魔法についての補足ですが、何も絶対に脳内で演算をしなければならないわけではなく元々あった演算結果を使うほうが普通で、ステータス魔法も膨大な演算を【基本を一としステータス彼の能力を開示せよ】なんてコードキーを使って魔力と引き換えに演算を自動で行い結果魔法の効果が表れています。

例えるなら主人公の教えられようとしている物は思い通りのプログラムを瞬時に即席で作成しようとするものです。

簡単に言えば人外です。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
改稿版リンク 本作品改稿版リンクです。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ