表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

信じられない…。

作者: いさき奈那

 

 この数ヵ月、職場でのストレスが酷くて精神科の先生にも転職しなさいと言われていました。


それでも、子どもが好きだから、辛くても耐えて続けてきました。今回、あまりの暴言の数々に心が折れ、辞める事になりました。即、保険等は抜かれ、七月からは二時間くらいしか働かなくて良いと言われました。

 勿論、一人暮らししてるのはご存知です。その上で、二時間から三時間労働です。



 今日、ふとお風呂上がりにネットを見ていて、頭を触ったら、違和感があったんです。頭は、本来髪の毛があって、さらさらしてたりそれなりのボリュームがある。

なのに、指に触れるそれは…。頭皮。

 

 『え?!』


 慌てて洗面所に行き、鏡を見たら…。

五百円玉より大きな円形脱毛症!

信じられない…。多少薄くなったとは思ってたけど、髪の毛もやたらと抜けるなぁとは思ってたけど…。


 まだ結婚もしてないのに。

円形脱毛症になるなんて…。泣きたい。

信じられない。こんな事になるなんて。

調べたら治療代結構高いし。

 

 明日から保険証がないのに。もう引きこもりたい。

折角彼氏が出来て、これから将来に向けてって考えていたのに。

こんなの、相手に言えない。

もう駄目だ。振られるかも知れない。

何も考えたくない…。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ