表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『君の代わりなんていくらでもいる』と言われたので、代わりを探す旅に出ます

最終エピソード掲載日:2026/04/06
体が弱いことを、ずっと自分のせいだと思っていた。
男爵家の薬草令嬢コレットは、公爵家の許嫁に婚約破棄を告げられた日、泣くでも怒るでもなく「薬草園の管理はどなたが」と訊いた。予防薬の在庫を引き継ぎ、父の薬草図鑑を抱えて旅に出る。自分の体を治す薬草を探すために。

旅の途中で出会ったのは、無口な剣士と、やけに人懐こい犬。剣士は名前だけ告げて姓を言わず、犬は初対面のはずなのにコレットの薬草袋に顔を突っ込む。

行く先々で薬を作り、人を治し、少しずつ噂が広がる。「ダレス公爵家の予防薬より効く薬草のお嬢さん」と。
けれど旅の果てに見つけたのは、自分の体が治せないという事実だった。
病弱は病気ではなかった。それでも歩き続ける理由を、剣士の不器用な一言が教えてくれる。

やがて元許嫁の領地で疫病が広がり始める。あの屋敷に漂う甘い香りの正体に、コレットはまだ気づいていない。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ