推しのためなの七星さん
学校で平日投稿が難しいかもです泣
すみません
「えーっと……七星さん、どんなパソコンが欲しい?」
今、俺たちがいるのは家電屋さん。七星さんのパソコンを買いに来たのだ。
七星さんはバッグからゴソゴソと財布を取りだした。
「これで買えるやつ。30万はあるよ」
えっ?は、え?
七星さんが、普通に、喋った……だと?
えっ?あの無口な天使と呼ばれた七星さんが?
「七星さん!?普通に俺と話せたの?」
「い、いや、黒崎くんは陽キャだから怖いけど……。いいパソコン買ってルビィちゃんの配信見たいし……」
ルビィちゃんのためなら俺と話せるのか……
「てか、俺の事怖かった?ならごめん」
「い、いや。陽キャはみんな怖いっていうか……。そもそもルビィちゃん以外の人間はみんな怖いって感じで……」
顔を真っ赤にした七星さんが言った。
「あのぉ!わ、わたしっ、
コミュ障なの!!、
だから、黒崎くんともあんまし上手く話せないと思うし、多分明日からはまた一言も話せなくなると思う……。ルビィちゃんのこと以外は」
ルビィちゃんの力凄すぎだろ……
「こっ、こんな私と家族になっちゃって家族になっちゃってごめんね……。パソコン選んでくれる?」
か、可愛すぎだろ。七星さん……
「もちろん!俺にパソコン任せてよ」
「へへっ。ありがと」
ふわっと笑う七星さん。は、初めて七星さんの笑顔みたかも……
「値段は気にしないでほしい。いいスペックのパソコンが欲しいな」
「そんなにいいスペックのパソコン何に使うの?」
「ルビィちゃんの配信を見る」
あっ、はい。
これからも応援お願いします……