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消えたチーズケーキ

作者: まえとら

幽霊部員がいた。この学校のミステリー研究部に。



私たちは3人の部員。

最近、部室で気づいたことがあるんだ。チーズケーキがなくなる。どうしたことかチーズケーキに限ってなくなる。これはどうゆうことか。



「あんたたちのだれかだよね。食べたんでしょ。正直にいいなさいよ。まったく。おこらないから」

「いいかげんにしてよ」

「まったくもう」


「ちょっとまって。これって。幽霊の仕業じゃない?」

「何言ってるの?」

「仮にも私らミステリー研究部よ。幽霊って」

「私、聞いたことがあるの。この学校の怪談。でるんですって」

「やめてよ」

「何それ」


「ハイ、チーズ」

パシャリ。スマホで写真を撮ってみた。すると。写っていた。幽霊が。半透明で、にっこりとした幽霊部員が。

「一緒に写真撮りたかったのかな」

「メッセージだったってこと?」


それ以来、私たちの部室からチーズケーキがなくなることはなくなった。

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