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タマと感想文 / 猫のムーさん

 読書感想文。小学生の時分、みなさん上手に書けました?


 玉三郎は超絶苦手でした。もう用紙のマスを埋める為に、よく分からない文字で埋めていくという暴虐ぶりです。絶対文章になっていなかったハズです。学校の先生は、もう少し作文の書き方を丁寧に教えるべきです。


 そして先日、タマがお慕いしているなろう作家のexaさんが、この読書感想文でおもしろく遊んでいたのを拝見しました。

 書きやすそうな下記の4つに沿って、作文していくのです。(「目の前にある物で感想文」/ exa より一部抜粋)


 読書感想文を書くための四段構成

 1、その本を選んだきっかけ

 2、本の内容(あらすじ程度でOK)

 3、感想(どこがどう面白かったか)

 4、その本を読んで得たもの、教訓など


 これが非常にタマの興味をそそりました。とてもおもしろそう。表現の練習になるのではないか。という事で、お優しいexaさんから許可を頂いたので、玉三郎もやっちゃいます!

 ボリューム的には3の感想に重点を置くのだとか。普通の小学生が書くような、つたない読書感想文のような文体を目指し、いざ書かん!


 テーマは、我が愛猫・ムーさん。

 そういう事でヒヤウィゴッ!!


 ◇


 飼い猫・ムーさんについて


 猫の玉三郎


 わたしが飼い猫のムーさんを取り上げたのは、まず、猫が好きだからです。犬派か猫派か聞かれたら、迷いながら猫と答えます。どちらも好きですが、リードにつながれ、家族の帰りをひたすら待つワンコの姿を、切なく思ってしまうからです。

 また猫の中から、さらに飼い猫であるムーさんを選んだのは、1番身近にいる猫だからです。野良猫だとエンカウントするまでが大変です。(選んだ理由)←うんうん、まあ普通


 ムーさんの名前は「ムー」です。なぜか"さん"付けで呼んでしまいます。ボス猫のような体格の良さに、黒々とした体毛を持つオス猫です。目の色は黄緑。肉球は黒。頭の毛が少し薄く、目つきも悪い、太めの中年のおっさん猫です。シルエットは巨大ナスビです。写真を撮ると真っ黒のかたまりにしかなりません。

 ムーさんの毛はふっわふわです。昔に比べたら、だいぶ毛艶が落ちたけど、それでもサラサラ艶々のなめらか体毛です。指を毛に埋めるととても暖かいです。これをするとすごく嫌がられます。

 ムーさんは毛づくろいがド下手クソです。びっくりするくらい下手です。赤ちゃんの頃に母猫と離され、1匹捨てられていたので、きっと猫としての作法や常識をあまり知らないのです。

「ムーさん。ちゃんと自分で毛づくろいしないとダメでしょ」

 そういいながらも、隅々までブラッシングしてしまいます。怒りながら甘やかしてしまいます。(内容)←……絶対ボリューム間違ってる


 そんな時にゴロゴロ喉を鳴らすムーさんが可愛くて仕方ありません。(感想)←え、感想少なっ


 不器用で太っちょで頭が薄い中年のおっさんでも、猫なら愛せる。そう、思いました。(教訓/まとめ)←なんか色々ヒドい!


 おしまい。


 ◇


 思ったよりもヒドい事になりました。いやあ、感想って難しいですね。本来なら1番膨らますトコを数十文字で終わらせちゃいました。しかし猫に「可愛い」以外の感想とかあるのか……。

 "毛がもふもふ"は内容。"怪我してちょっと欠けた耳"も内容。でもその耳を見て"痛そう"と思うのは感想。難しいなあ。きっとこういう感想をうまくかける人が、深みのある物語を書けるんだろうなあ。と、思ってしまいました。


 ああー、可愛い以外にろくに思い浮かばない自分の頭の貧困さがにーくーいー!!


 ちなみに、最近ムーさんは風邪をひいていて、猫なのに(?)クシャミをします。抱っこしていた時に、もろ顔面にくらいました。飛沫(しぶき)がすさまじく、とてもウエッティでした。さすがに嬉しくはありませんでした。

気になった方は、ぜひ本家exaさんの感想文をご覧になってください。まさかのロールパンで、です。笑

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